20年度予想減収減益も 下期出荷量は微増 ネシア子社、生産能力1・5倍へ
住友電工の寺尾俊彦・産業電線事業部長は、「20FYの当社業績見通しは、売上高が前年度比13%減となり減収減益を計画。コロナ禍の影響で上期は電設・市販ともに苦戦し出荷銅量は前年同期比15%減、下期は同微増を目指す」としたうえで「当社では、製品ブランド『S―FREE(エスフリー)』を立ち上げており、様々な戦略によってエスフリーの22FY出荷銅量は、19FY比2割増を目指す」と述べた。また、寺尾事業部長は「年率5%の成長を続けるインドネシアの電力インフラ強化を背景に、インドネシア連結子会社のスミ・インド社では、中圧CVケーブルの生産能力を5割増強する」とした。
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