AIH&コネクタ世界トップ 25年時の立上げ車種 アルミ搭載率約50% WH=チュニジアに新工場、メキシコで増員も
住友電工の西田光男・代表取締役副社長は「数年前に車載用コネクタの当社シェアは、世界トップレベルになった。また、アルミハーネス(AlH)も10年以来、累計15億回路以上出荷しノントラブルであり世界シェア№1。25、26年には多くの新車にAlHが導入され、25年時点の立上げ車種でアルミ搭載率約50%を見込む。今後の需要増に応じ、アジアでアルミ電線の生産能力を増強する予定」と述べた。また、海外のWH製造能力の増強について「比国でWHとともに、自動車用電線の増産や高圧部品の製造も行う。さらにチュニジアの首都チュニス近郊で、2拠点目になるWH工場を設ける。最初は小規模だが、次第に増員を図る。また、メキシコには約10工場あり、だいぶ生産能力をアップしてきたが、非日系向けに一部増員を図るかも知れない」と語った。
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