大変革時代好機到来 19FYWHシェア24%世界№1、22FYも増進 目標=WHをコアにした自動車部品システムインテグレーター
住友電工の西田光男代表取締役副社長は、同社自動車事業について「中計策定の18年頃とクルマ市場が、変化し臨機応変な見直しが必要。イメージとしては『ワイヤーハーネス(WH)をコアにした自動車部品のシステムインテグレーター』としたい。また、自動車に関わるモーター用巻線事業分野、CASE向けなどの高速情通事業分野等を当事業本部が主管する」方針を示したうえで「自動車の大変革時代を好機到来ととらえ、従来枠にとらわれずコンセプト・企画と技術開発を一貫して行いながら新製品の創出を目指す」とした。また、同社のグローバルWHシェアは「19FYが24%で世界№1。22FYは、コロナの状況次第だが、既に受注した車種などを勘案すると増える見通し。一方、自動車用電線ケーブル生産量は、22FYには20FY比で15~20%の増加を見込む」と述べた。
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