20FY出荷量18FY対比1.5倍超目指す 佐倉事業所米国AFL ニーズ捉え増産
フジクラは逆境、コロナ禍のさなか情通事業の再編に動き出した。この中核が、間欠固定型光ファイバを実装したスパイダー・ウェブ・リボン(SWR)/高密度光ケーブル(ラッピング・チューブ・ケーブル=WTC)。SWR/WTCは、性能・品質・信頼性・敷設作業性に優れ、英BT社が採用するなど、この分野で業界トップをひた走る。需要に供給が間に合わないほど好調だ。世界的に5G、光網の整備やハイパースケールDC等の需要が拡大し、情通量が急伸する。その一方、コロナ禍で光網敷設に影響が出ている情勢下、特に作業性が良好なSWR/WTCは、世界の主流とされるルースチューブ市場に、いかに、進出していくのか、グローバルキャリア/OTT(オーバーザトップ)等から注目されている。
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