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2020年7月6日

DC需要、コロナ禍も堅調


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20CY半導体市場4260億㌦(3.3%増)
長期では車載半導体に期待

新型コロナの影響下でも、世界の半導体市場は堅調に推移している。世界半導体市場統計(WSTS)によると20暦年市場予測は、4千259億6千600万㌦(前年比3・3%増)となった。国内半導体製造装置メーカーは5G、DC需要が堅調に推移するとみている。これにともない、半導体製造装置用ケーブルや、DC向け光部品需要などが伸びそうだ。長期的には、車載用半導体の需要増も支えとなる見込み。


トップインタビュー 住電日立ケーブル 門田徹也社長

20FY出荷目標 7.5万㌧弱(19FY並み)黒字化 物流改善、流通と協業も

住電日立ケーブルの門田徹也社長は本紙・インタビューの中で「当社が年度初めに(切断・加工含む)物流費高騰分の価格改定を実施した効果も重なり、19年度業績は売上高719億円(前年度比0・3%増)、営業利益12億5千万円(―)と微増収、黒字転換した」とした上で、20年度の見通しは「厳しい情勢下ではあるが、20年度は、出荷銅量19年度並みの7万5千㌧弱必達を目指し、黒字計上を図る。また、配送や在庫運営に必要な倉庫費用の圧縮が最大の課題。在庫品種や納入日数で、ユーザーに迷惑が掛からないように妥協点を見いだしたい。各地域の流通の方々との協業も視野に入れながら、従来にない新選択肢を設けて、検討して行く。『現状維持』に解は無い」と述べた。


電線総合技術セミナー 20年度の総会を開く

会長に海老沼康光氏 火炎伝播試験など拡大

電線総合技術センター(JECTEC)は6月12日、「20年度定時総会」を、浜松市の研修交流センターアクトシティで開催した。19年度事業報告及び20年度事業計画案などを原案通りに承認した。また、役員改選を行い、新会長に元湘南工科大学客員教授の海老沼康光氏、副会長にフジクラの三戸雅隆氏、新専務理事には元経済産業省大臣官房付の近藤裕之氏を、それぞれ選出した。


矢崎総業 専務(取)に勝亦信取締役

矢﨑亮輔常務(執)が取締役へ

矢崎総業は1日、専務取締役トヨタビジネスユニット(TBU)長に勝亦信取締役常務執行役員TBU長、取締役ECI事業統括室長に矢﨑亮輔常務執行役員ものづくり事業統括室長が9月21日付で就任する人事を内定した。


アライドマテリアル 新社長に山縣氏

住電ハードメタルの常務から

住友電工は6月26日、同日付けで「アライドマテリアル」の新社長に、住友電工ハードメタルの山縣一夫常務取締役が就任したと発表した。




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