トップインタビュー 西協組 尾﨑勝 理事長
中小の連携、素地形成へ 次世代人材と共に議論
西日本電線工業協同組合(西協組)の新理事長に就任した尾﨑勝氏(伸興電線社長)は、新型コロナや貿易摩擦など電線業界を取り巻く政治経済環境や社会環境が大きく変質していくなか、「次世代の意見も取り入れた議論を進めることが重要だ。また、新しいリスクも含めたBCPにおける議論を複層的な立場から進める必要もある。一社で様々なリスクに対応するのではなく、中小企業間が必要に応じて連携できるような素地を作るため組合の存在意義を模索していきたい」と語った。
GIGAスクール需要、動く 現場成端の時短がキー
全国小・中・高校等にLANを整備するGIGAスクール需要が動き出し、CAT6A普及の芽が見え始めた。工期が厳しい中、現場成端の時短に繋がるLAN用UTPケーブルとコネクタのマッチングが注目を集めそう。
実績30年超 国内外で拡大太線も対応くすみ無しWH加工に最適
ニッピ(東京足立区千住緑町)では、化学架橋処方を施した軟質塩ビコンパウンド「ニッピリンカー」に注力し、電線メーカー向けに販促展開を図っている。機器用電線や自動車用電線ケーブル/ワイヤーハーネス、融雪用ケーブル向けに限らず、熱収縮チューブ類に最適。既に30年以上前から、採用実績を積んでおり、国内電線メーカーに留まらず、海外の電線メーカーにも拡大している。
ロボットSIer構成比9割
HCI(大阪府泉大津市・奥山剛旭社長)は、電線製造機械とロボットSIerの両事業を手掛けている。電線製造の現場において電線製造機械とロボットの生産システムが融合する時代が、同社によっていよいよ始まろうとしている。
電線製造マシン貸与サービスを実施
電線製造機械メーカーのキンレイ(I.S.W.・岩手県奥州市、鈴木猛史社長)は、コロナ禍のなか、医療現場を支える医療用ケーブルメーカーに向け、医療用設備等の貸し出しサービスを実施すると発表した。