常に新市場・商流を開拓 耐火ケーブル 22sq以下生産
伸興電線の尾﨑勝社長は、18年12月にグループ会社となった日本カールコード工業について「同社は制御機器内の配線アセンブリに強みを持ち、大手家電メーカー向けの新しい商流や品目を獲得できたし、今後アセンブリまで含めた新たな提案が行えるようになった。ひとつの市場や商流に留まらず、常に新しい市場や販売経路の開拓が重要となる。電設市場進出もこの戦略上の一環」とした上で、20年春に開設する岐阜県多治見・中部物流センターに関し「中部ほか関東圏へのデリバリーの利便性を高める。今春から始める耐火ケーブルも、当面22sq以下を在庫に持つべく生産を続ける」と述べた。
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