12月の総計5.46万t(0.1%減少) 建販が健闘、2.85万t(1.3%増)
19暦年 合計0.2%伸長、69.7万t
電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の19年12月分実績及び20年1月分推定によれば、12月分実績は、自動車と建設電販等は前年を上回ったものの、電気機械とその他内需などが減少し、総計は5万6千694トンで前年同月比0.1%減と、3ヶ月連続で水面下に沈んだ。
また、光ファイバケーブルを含む光製品は、国内外向けとも減少し、総計は263万3千kmCで同32.9%減と8カ月連続で前年を割り込んだ。
この結果、19暦年(1~12月)通期の電線出荷総計は、69万6千547トンで前年比0.2%増加した。建設電販(34.5万トン、同4.1%増)と自動車(9.0万トン、同6.7%増)の2部門が健闘し全体を底上げしたことで、トータルでわずかにプラスになった。一方、金額ベースでは銅価の下落が響き、1兆2千249億4千400万円で同+-ゼロとなった。自動車(同8.3%増)、建設電販(同0.8%増)、その他内需(同2.5%増)の3部門が前年を上回った。
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