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2019年2月11日・18日

トップインタビュー 矢崎エナジーシステム 矢﨑航社長


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健全な市場目指す
適正利益 確保 不退転の覚悟で展開
ミャンマー・電線工場 今期3万m2の用地確保

矢崎エナジーシステムの矢﨑航社長は、「工事用汎用電線はフル操業が続く。そのため沼津製作所を再構築し、富士工場では土日に出勤し4直3交代で回す。ただ、沼津の増産態勢が整うまで現有能カで対応せざるをえず、大幅な出荷増は望めない。電線出荷では公平に信頼関係やバランスを重視し、最適に対応する。同時に切断加工を含む物流費の改善や適正利益確保に向けた取り組みを一層進め、健全な市場にしたい。他社も同様に取り組んでおり、思いを一つにし不退転の覚悟で遂行したい」としたうえで、「『常業が商品を造り、工場がものを売る』発想で沼津の再構築が順調に進み、12日に竣工式を開いた。現状は、第1~3ステップの第1ステップ(投資額約60億円)・第2ステージである。また、ミャンマー・電線工場は、今期中に用地確保を実施したい」と述べた。


矢崎エナジーシステム沼津製作所
『工場がものを売る』新社屋竣工式

見せる製造、耐震構造 西棟が11月稼働、月産量2倍対応

矢崎エナジーシステムは、沼津製作所の西棟と東棟を改修し、12日に同製作所の西棟・新建屋で竣工式を行った。当日は、沼津市や地元自治会、清水建設の井上和幸社長など関係者61人が出席した。工事に際しては耐震補強や社員の安全などともに「工場がものを売り」「営業が商品を造る」としたコンセプトで改修した。また、人員減少でも1人当り月産量2倍に対応するようにした。


共立 キャリア出荷、20%増

医療・カテーテル用

編組機メーカーの共立(伊丹市森本8の89の1、野口耕平社長)は、マイクロカテーテル向け超極細専用高速度編組機(キャリア)を筆頭として医療・カテーテル分野用途に、製造マシン・設備の出荷台数を伸ばしており、電線業界や医療業界など様々なユーザーから関心が高まっている。
同社19年7月期の医療・カテーテル分野用製造マシンの出荷金額(対前年度比)は、約20%増加する見込みであり、医療産業用途が会社の主柱になりそうだ。この機絨本体の分野別売上高割合の見通しは、電線・ケーブル分野45%、医療・カテーテル分野42%、各種ゴムホース13%だが、20年7月期には電線・ケーブル分野と医療・カテーテル分野が逆転しそうな情勢になっている。


日立金属 新社長に佐藤執行役常務

電線は機能部材事業へ統合

日立金属は2月1日、代表執行役・執行役社長に佐藤光司執行役常務特殊鋼カンパニープレジデント兼技術開発本部長兼輸出管理室副室長が4月1日付けで就任すると発表した。平木明敏前社長は取締役副会長に就く。また、西家憲一代表執行役・執行役専務経常企画本部長兼グループ会社監査役室長が退任する。
【略歴】佐藤光司(さとうこうじ)氏=1961(昭和36)年7月生まれ。大阪府出身。86(昭和61)年3月京都大学大学院工学研究科を修了し、87年4月日立金属に入社。11年1月日本エアロフォージ代表取締役社長、14年10月日立金属冶金研究所長、16年1月安来工場長、17年4月執行役特殊鋼カンパニープレジデント兼輸出管理室副室長、18年4月執行役常務特殊鋼カンパニープレジデント兼技術開発本部長兼輸出管理室副室長。


伸興電線 日本カールコード工業を買収

新社長に尾﨑伸興電線社長

伸興電線(香川県さぬき市、尾﨑勝・代表取締役社長)は18年12月3日、日本カールコードエ業(埼玉県行田市)を完全子会社化したと発表した。 買収金額は明らかにしていない。日本カールコード工業の新社長には尾﨑氏が就任し、岩間敏隆・前代表取締役社長は顧問に就いた。
両社は、同年11月29日に完全子会社化の契約を結んだ。日本カールコード工業の株式は、岩間前社長が2万8千800株、住友電工及びその子会社が1万9千200株を保有していたが、その全てを伸興電線が取得した。
日本カールコード工業は、1954(昭和29)年12月に資本金300万円で設立された通信ケーブルのアセンブリ・製造メーカー。現在の資本金は2千400万円。本社・工場(埼玉県行田市)と秋田工場(秋田県北秋田市)を構えており、この2拠点で従業員数は約50人。子会社化後も全社員の雇用を継続する。




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