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2019年1月21日・28日

トップインタビュー 古河電工 小林敬一社長


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車載モーター向け平角線を国内外で増産
アルミWH比率、現10%⇒21FY30~40%目標

古河電工の小林敬一社長は、共同取材で「五輪や万博も決まり、建販等の電線需要は、ある程度中期的に見込めるが、まずは商慣習改善による適正利益の確保が重要になる」と述べた。一方、「5G社会の到来で情通/電力等のインフラと自動車の融合領域が広がり、我々の活躍の場も増える」としたうえで「電力では国内地中ケーブルの老朽化更新ニーズや、長尺な超高圧海底ケーブル案件の需要が増加し、長尺向け製造設備等を増強する。また、自動車の電動化等で車載モーター平角線の製造能力を増やす。三重事業所で増産し、マレーシア工場でも製造する。自動車用WH事業では当社アルミ化率について現状の10%から21FY以降には30~40%へのかさ上げを目指す。すでに一部受注が決定し比国でも増産する」と語った。また、北米の光ファイバ需要回復が遅れても、20FY営業利益目標550億円は、戦略をブラッシュアップし達成する。営業利益率は25FY8%、30FYには10%を目指す方針を示した。


電線メーカー 工場訪問レビュー 矢崎エナジーシステム

70億円投資、西棟を増築 CVT・CET一人当たり月産量2倍

矢崎エナジーシステム・沼津製作所(静岡沼津市大岡)内で、工場再構築の工事が着々と進む。第1~第3ステップに分け段階的に実施し、現状は第1ステップ(投資額約70億円)の第2ステージに入った。旧ブランチ工場の①東棟(新名称)への建替を終え、旧アルミ工場の②西棟(新名称)の増築や設備設置などを行っている。2棟とも予想される東海地震にも耐えられる構造などにするとともに、「工場がものを売る」として新たな付加価値の創造へ稼働しだした。また、②の西棟全体における第1ステップ終了後(19年末頃)の生産態勢(対象600V CVT、600V CET)は従来比で、一人当たり月産量/tが2倍、月産能力/t40%増、設備台数60%減、作業者数30%減を目指す。


そこが聞きたい 日本伸銅協会 柴田光義会長

18年度 車用コネクタ好調 銅の機能性向上を目指す

伸銅協会の柴田光義会長は共同取材に応じ、「18年度の伸銅品需要見通しは82.9万トン(前年度比0.9%増)とした。市場環境は堅調に推移し、主力の銅条・黄銅条は車用端子コネクタ向けや半導体リードフレーム向けが好調だ」としたうえで、今後の活動について「19年度は、機能性材料の新時代への幕開けだ。顧客が求める伸銅品の性能が向上している。銅の機能性向上に向け、技術戦略ロードマップは、18年度内の改訂版発行を目指し、改訂作業を行っている。また、銅の軽薄短小化にともない、重量(トン)以外の新たな指標策定が必要だ。今年度中に方向性を示す」と述べた。


新春異色対談
日本電線工業会 小林敬一会長 女優・タレント 石川蓮華さん

『電線の日』制定、認知度向上へ 未来につなぐ、産業の魅力

日本電線工業会は、11月18日を『電線の日』に制定しました。同会では「一般向けに開設したウェブサイトで電線産業がいかに社会に貢献しているか、また同産業の関係者に対し自分たちの仕事に誇りを持ってもらえるような働きかけをするために、電線と電線業界の認知度向上につながる情報を一般向けに発信していく」としています。今回の対談では「電線・ケーブルは、人体に発信していく」としています。今回の対談では「電線・ケーブルは、人体に例えれば血管であり神経だ」と述べる電線工業会の小林敬一会長(古河電工社長)と「電線が大好きです。愛好家として、電線の写真を撮影したり、電線メーカーなどに伺ったりしております」と語る女優・タレントの石山蓮華さんに電線産業の魅力について話し合っていただきました。


米国電線産業の現状と展望 メタ研諏訪氏

5年間で24万トン増の見込み 米国の電線需要

日本メタル経済研究所主任研究員、諏訪政市氏のレポートを紹介する。米国の電線需要量は、17年から22年の5年間で24万トンの増加が予想されている。製造業の労働生産性は15年時点で、日本の約1千万円に対して米国は約1千500万円だった。米国では人口増加も持続する見込みだ。




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