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2018年10月8日

ワイヤーチャイナ'18 流れはオンライン制御


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車、FAロボットに傾注 日系電線機械メーカー 減少

【中国・上海発】電線・ケーブル製造設備・機械の見本市「第8回中国国際線及線材展覧会」(=ワイヤーチャイナ18、主催:メッセデュッセルドルフ上海)が、上海ニューインターナショナルエキスポセンター(中国上海市)で開催された。今回は自動車やFA・ロボット電線製造機械やオンラインで制御するインダストリー4.0対応の設備技術が増えた。(詳細次号)


トップインタビュー イグス 北川邦彦社長

電線でIoT活用 センサーケーブル
スマートプラスチック 抵抗値から寿命予測

独・イグス日本法人の北川邦彦社長は「グローバルの18暦年上期連結売上高は前年比でかなり伸びた。営業利益ベースでも前年を上回った。製造ラインの機絨搬出用スライドドア需要が増え、ベアリングの売上高が拡大した。拠点別では、中国の一番伸ぴ率が大きい。現地FA・ロボットメーカーの品質水準が上がり、当社の高付加価値製品の引き合いも増えてきた」とした上で、注力製品は「IoTを活用したスマートプラスチックがある。センサーを装備したケーブルで抵抗値等を計測。ケーブル寿命が予測できる。このためカーメーカー等から引き合いが増えている」と述べた。


古河電工 無酸素銅条を増産

パワー半導体需要が拡大

古河電工は9月20日、無酸素銅条「GOFC」を増産すると発表した。量産体制を整え、19年度に月産20トンを目指す。
PHV化やEV化の進展で駆動用モータの採用が進む。同社はパワーモジュール向けパワー半導体デバイスの需要増加に対応するほか、これ以外の高温拡散接合や銀ロウ付けを行う製品用途からもニーズが発生し、増産に踏み切った。
同製品は熱を加えても粒成長しにくい無酸素銅条。高純度と耐熱性を両立し、自動車用パワーモジュール用の基板や端子、ヒートシンク周辺部材、クラッド用途に最適だ。Cu含有量は99.96%超、800℃まで結晶粒の粗大化を抑制する。絶縁基板成形時に結晶粒粗大化を抑制することで次工程における半導体チップのボンディング後やチップとのはんだ接合分の検査工程が容易に行える。これにより、一般的な無酸素銅と比べて検査精度が向上し、パワ一モジュールの信頼性向上に寄与する。


京セラ 車載用コネクタを開発

アルミハーネスへ拡販

京セラは3日、車載用電線分岐コネクタ「9715」シリーズを開発し、同日からサンプル出荷を開始したと発表た。銅電線のみならず、アルミ電線に対応する製品。鷹尾仁志コネクタ事業部長は「 販売目標は19~20年度に10億円を掲げた。車以外の用途にも展開することで将来的には100億円を達成できると考えている 」と述べた。
同コネクタの用途は、車両のメインハーネスから電線を分岐し、カーナビやETC、ドライブレコーダー等のアフターパーツ。特長は、独自のハウジングロック構造とシール材を組み合わせるとで密閉し、防水性と信頼性を実親した点にある。自動車用ワイヤーハーネスコネクタの試験方法「JASOD616」の高圧洗浄等の条件を満足した。さらに熱、衝撃に強く、耐振動性、耐油性を備える。


国際協力銀行 別所電線に7.8千万円融資

タイ拠点の増産支援

国際協力銀行は9月26日、別所電線に対し、融資金額7千800万円の貸付契約を締結したと発表した。融資金額は別所電線のタイ拠点「ベッショワイヤーアセンブリ(BWA)」の新設費用等に充てる。
同行は、BWAが機器用ワイヤーハーネス及び電線の製造・販売事業を行うために必要な資金を融資する。融資は同行とりそな銀行による協調融資で、りそな銀行分の融資金額は明らかにしていない。国際協力銀行は別所電線に融資を行うことで日本の産業の国際競争カの維持・向上に貴献するとした。




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