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2018年9月17日・24日

中国・国際 光電博覧会 DC、5G用途が軸


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光ケーブル需要に期待

【中国・深セン発】アジア最大の光情報通信業界展示会「 第20回中国国際光電博覧会(CIOE2018) 」が5日から四日問、深センコンベンション&エキシビジョンセンター(中国深セン)で開催された。昨年同様データセンター(DC)及び5Gモバイル基地局向け製品が目立った。5G向け光ケーブル需要が見込める一方で、ローカルDC向けの市場規模はまだまだ小さく、内需に結びついていない。


トップインタビュー カナレ電気 大野淳一郎社長

海外売上比 60%目指す 米・欧・インドでシェアUP

カナレ電気の大野淳一郎社長は「海外拠点は将来的には13拠点程度まで増やし、海外売上高比率60%以上(18暦年対比18ポイント増)を目指す。海外市場で新規受注の捕捉・需要開拓を推進。特に米国、中南米、欧州、インド、中近東に傾注し、各国、エリアでシェアアップを図る。 国内は地方放送局や東京五輪などの足下の需要を地道に着実に確保する。ただ、少子高齢化によって、中長期的には市場の伸長が余り期待できず、需要環境は厳しくなる見通し」とした上で「これをカバーする新規事業の『 光デバイス製品 』や『IP 関連の新製品 』を立ち上げている 」と述べた。


電線工業会調べ主要7部門出荷
総計7月5.95万t(4.1%増)、3カ月続伸

建販動く、8月は4.5%増 電力(10.6%増)も健闘

電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の7月分実績及び8月分推定によれば、7月分実績は、7部門中で通信を除く6部門が前年同月を上回った。特にウェイトの高い建販か連続で伸長し、電力もここ2カ月プラスに転じ1割超増加した。
一方、光ファイバ・ケーブルを含む光製品の総計は、 輸出が372万kmCほどで同16.1%増加したことに加え、国内民需も健闘したため、総計は425.7万kmCで13.8%増と好調を持続した。4カ月振りに増加に転じた。
また、8月の銅電線ケーブルの出荷推定は、電気機械とその他内需が僅かに減少し、輸出も1割下降したものの、建販が同4.5%増と順当に動いたことなどで、総計は5万4千800トンで同2.2%増え、4月以降5カ月間連続で前年を上回るとした。


住友電装 鈴木と合弁会社設立

自動車用WH 半自動化を拡大

住友電装は10日、鈴木との合弁会社「S&Sアドバンストテクノロジーズ」を10月1日付けで設立すると発表した。海外生産拠点に対し、半自動化した自動車用WH生産設備の導入を拡大させる。
鈴木は住友電装向け自動車用・機器用ワイヤーハーネス(WH)の生産設備メーカー。新合弁会社は、半自動化・ロボット技術を導入した生産設備の開発や設計、製造及び販売を担う。この生産設備の具体的な自動化工程は明らかにしていない。 同製造設備は住友電装グループ内の子会社及び関係会社のみに販売する。
住友電装のWH製造工程は電線切断、シース剥き、端子圧着までの自動化を進めているという。コネクタ挿入では採算面に課題が残る。仮結束、本結束の自動化はできていない。


東特電線 フィリピン子会社に新工場

延床面積4倍に拡張

東特電線は18日、フィリピンの子会社「TTI LAGUNA PHILIPPINES(TLP) 」の新工場が本格な操業を開始したと発表した。
同社は昨年12月、TLPへ300万ドル(約3億4千万円)を増資し、新工場を立ち上げていたが、8月から本操業に入っている。
既存工場の延床面積約1千m2に対して、新工場の延床面積は約3千m2。労働集約的なケーブル加工を行う既存工場と、設備により本格的なケーブル製造を行う新工場で、工程を振り分けることで生産効率の向上を図る。
今回は、トウトクインドネシアの滅産分をカバーするのが目的。同社100%子会社のトウトクインドネシアは、フレキシブルフラットケーブルを製造しているが、昨年4月、他社工場で発生した火災が類焼し、設備を焼失したため、今回TLPに新工場を設置した。




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