バックナンバー
2018年4月2日

トップインタビュー 因幡電機産業 守谷承弘社長


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

次世代協業ロボット提案
売上高より集客重視を継続
東西合計で3.4万人(5%増)が目標

因幡電機産業の守谷承弘社長は、自社展示会「ジャンボびっくり見本市」を控え「当見本市の主眼は売上高より集客とそのPRにある。約10年前から集客重視に戦略転換し、18年目標は大阪が2万350人超(08年比48.5%増)、東京1万3千500人超(同77.6%増)で計3万3千850人超(同58.2%増)。双方とも10年前に比べ大幅に増え17年比でも約5%増を見込む。ただ、売上高は大阪が104億円、東京は68億円で両方とも、10年前とほぼ同様だ。集客が増えれば、おのずと売上高は付いてくる」とした上で「対象は、電気工事業者や電設資材等のサプライヤー~銀行・証券会社、さらにはエンドユーザーまで当社の全取引先プラスαで幅広い。この顧客ニーズから事業のタネを育んでいく」と述べた。また、今回は『労働生産性の向上』をテーマに生産・施工の省人化に焦点をあて、製造ラインの設計~保守・管理まで対応する『次世代協働ロボット』の新たな提案を行う。(関連記事5面)


電線工業会(17FY 見込み比2.9%増)
18FY電線需要、4年振りに70万t越え

建販34万t(5.8%増)、下期から動く 電力4.4%増も車は4.3%減

電線工業会は、18年度の電線需要見通しと17年度の電線需要見込みをまとめた。これによれば18年度電線出荷量は、内需が68万6千トン、(17年度見込み比3.0%増)で輸出2万トン(同+-ゼロ)と予測し、総計では70万6千トン(同2.9%増)と14年度以来4年ぶりに70万トンを越える模様。下期から東京五輪や首都圏再開発で建販需要が牽引し電力、電機、その他内需が上回る見通し。一方、17年度の銅電線出荷見込みは、内需66万6千トン(16年度実績比0.4%増)、輸出2万トン(同19.0%増)と予測し、総計68万6千トン(同0.9%増)と14年度以来3年ぶりに増加に転じるとした。


電線工業会需要見通し
18FY国内光ケーブル需要 622万kmC(3%減)

キャリア用伸び悩む CATV向け4Kは堅調

電線工業会がまとめた18年度及び17年度の国内光ケーブル需要見通しによると、18年度は622万kmC(前年度比3.0%減)で2年振りに減少する予測となった。主力であるNTTなどの公衆通信は、FTTH向けインフラ整備が一巡しており、設備投資の効率化傾向が継続する。これに加え、CATV向け4k/8K等の高度サービス向け需要のピークは越えるうえ、公共関連も前年度並みを維持するとした。
つぎに、部門別にみると、全体の約5割を占める公衆通信は、前年に引き続き、FTTH加入者の増加及び通信事業者の増加は見込めず、NTTの設備投資の効率化傾向は維持されるとみて、323万kmC(同4.7%減)で減少とした。


三菱マテ 品質問題 最終報告書を発表

改ざん77年頃からの疑い

三菱マテリアルは3月28日、同グループ全体の品質改ざん問題の最終報告書を発表した。これを踏まえ、同社は役員報酬の一部を返上する。
竹内章社長、矢尾宏会長は月額報酬の全額を18年4月から3カ月分返上。飯田修副社長、小野直樹副社長、柴野信雄専務、鈴木康信専務は月額報酬の30%を同期間分返上する。このほか、不正が判明した子会社の社長らも役員報酬の一部を返上する。同日開かれた記者会見の席上、竹内社長はこの対応について「対応は様々な観点から総合的に検討し、取締役会で決定した。不退転の決意を持って再発防止策に取り組む」と述べた。


フジクラ IoT実験に成功

靴を介して行方不明者を捜索

フジクラは3月28日、位置情報を取得する専用IoTシューズ及びその位置検知を行う見守りシステムを他3社と共同開発し、これを用いた実証実験に成功したと発表した。
同シューズは、同社が13年より開始したMVNOサービス「Oxymo(オキシモ)」を使用し、位置情報を知らせるGPSデバイスとして靴を利用することで行方不明者を捜索できる。同社は認知症の高齢者などの使用を想定し、GPSモジュールを搭載しても履き心地の良いシューズを設計した。
実験の内容は、認知症による行方不明者の早期発見や安全確保を目的として、鹿児島県肝付町で毎年実施されている認知症徘徊模擬訓練で、専用IoTシューズを履いた2人の徘徊役が行方不明になったと仮定し捜索するもの。徘徊役が出発した20分後から、5人程度で構成される捜索チームが同社製見守りシステムを利用して探索を開始。スマホ画面に表示される徘徊役の位置情報をもとに捜索を行った結果、開始から30分で徘徊役の発見に至り、同シューズと見守りシステムの有用性を確認した。




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.