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2018年3月19日・26日

タイ・矢崎 スワンナプーム工場


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IV・CV 量産効果を追求
VVR18年中に立ち上げ予定 日本の急な需要にも対応

〔バンコク発〕矢崎エナジーシステムのタイ・新スワンナプーム工場は、同社の東南アジア事業の中核を成す。生産品目を建設向けの中低圧汎用品種に絞って事業・製品のスケールメリットを活かすことに主眼を置いている。現在の生産品種はCV・IVで、VVRは18年末までに立ち上げ予定。IECとJISの認証を取得し、日本における急な需要にも対応する。


HCI 多芯WH製造用新型ライン

長尺ハーネス・両端末加工に対応

電線製造機械メーカーのHCIは、昨年発表した「多芯ワイヤーハーネス製造システム」を進化させ、長尺ハーネス及び両端末加工も可能にする新型ラインを開発した。同ラインは、回転アームを装着した安川電機の7軸ロボットを採用したうえ、クラボウ製の3Dカメラを2台搭載することでケーブル認知・作業速度も向上させた。さらに検査工程のHCI社開発のニューラル(深層学習型)AIは最新版に進化している。同社は、デンソー、安川電機、三菱電機、FANUC、川崎重工などロボットメーカーとパートナーシップを結び共同開発を行っており、今後さらなる応用及び各工程の汎用ロボット化が期待される。前モデルは多芯の片端加工だったが、新ラインは、片端加工と両端加工の両方に対応する。片端加工は、基本的な作業工程が従来機と同じで、HCI社製の繰出し機から切断、外被剥離、製線後に後尾端のみ端末加工を行う。この撚りほぐし及び製線工程は、同社が特許申請している独自技術だ。両端加工は、まず先頭端の加工後に7軸ロボットのアームを回転させ後尾端の加工を連続して行う。端末加工時は、クラボウ製の3Dカメラで各芯の認知速度と作業効率を向上し、機械奥に設置された束取り部で3千mm(応相談)まで長尺対応できる。従来の6軸ロボットでも両端加工は行えるが、ラインの拡幅が大きくなるため、7軸機の採用で300mmの拡幅に抑えた。奥行きと高さは従来通りで、幅1千800mm×奥行き1千157mm×高さ1千900mmとコンパクトだ。


東電工タイ 車載用ケーブル加工事業 大繁忙

18年 生産能力を2倍 電子機器用WHも二桁増

【バンコク発】東京電線工業のタイ現地法人である東電工(タイランド、TDT)は、海外自動車産業の活況を受け、車載用アセンブリ品を中心に大繁忙を極めている。18暦年以降も生産はさらに増加傾向にあり、同社は工場の生産規模を18年に倍増させる構え。17暦年(1~2月)の車載向け製品の売り上げは約2倍となり、全体の売上ベースでも前年度対比で1.5倍に増加し、増収増益としている。さらに18年の売上げ計画は、17年対比で二桁増とし、引き続き増収増益を見込んでいる。


日本電線工業会調べ主要7部門別の出荷
1月総計5.2万t(2.1%減)

建販2.5%減、車12.8%増 光ファイバ2.8%増、フル稼働続く

電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の18年1月分実績及び2月分推定によれば、1月分で増加したのは自動車、輸出の2部門のみに留まり、建設電販も本格的な需要増には至らず、総計は5万2千947トンで前年同月比2.1%減と再び減少した。昨年9~11月は6万トン台を確保し善戦したが、12月以降の総出荷量はペースダウンした。
光ファイバを含む光製品は、輸出が277万5千417万kmコアで同0.7%増と好調な上、内需計が54.3万kmコアで同15.4%増と上向き、総計は3千319.3万kmコアで同2.8%増になり、18年は好スタートを切った。海外では依然、光ファイバの品薄状態が継続している。


光協会 17FY出荷、14.4兆円(1.2%増)

加入者系など6分野が伸長 光ファイバ3%増で高水準

光産業技術振興協会がまとめた17年度光産業の動向調査によると、17年度の出荷額は14兆4千326億6千900万円(前年度比1.2%増)となった。8分野中6分野が増加し、厳しい業況だった昨年と異なり、底打ち感が広がった。太陽光発電が引き続き19%減少したものの、レーザ・光加工が10%増、センシング・計測が7%増で伸長した。情通は減少したが、光伝送部品はほぼフル生産状態で高水準を維持している。(詳細次号)




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