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2017年11月20日・27日

電線大手4社 通期連結予想 全て増収、大幅増益


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自動車、FPCが堅調 体質改善し、機器電線も健闘

大手電線メーカー4社の17FY通期連結業績見通しが出揃った。上期の勢いに乗る形で全社が増収、大幅増益。営業利益、経常とも大半が1~2割増加で、中には経常利益で6割強伸びた企業もあった。各社の体質改善の上、車用WHやFPCの堅調に加え、機器用電線と巻線が健闘するなど追風が続きそう。


トップインタビュー 太陽ケーブルテック 谷口直純社長

FAロボットケーブル中国・生産1.5倍、受注残も
創立百周年23年の目標 売上高300億円ROS5%超

太陽ケーブルテックの谷口直純社長兼グループCEOは「センサー用も含むFA/ロボットケーブルは、約1年前から好調だ。中国2拠点では生産量が1.5倍に増進。さららに医療、食品等の3品需要が盛り上がるのは来年以降である。受注残も抱え、生産能力は15%~20%増を計画している」とした上で「17CY通期見込みは、売上高200億円(前年比25%増)、増益(同約4倍)に設定。同ロボットケーブルなど産業用電線出荷が大伸長した上、不採算品種の見直しが奏功。また、海外で事業を伸ばし、創立100周年目の23年には、総売上高300億円規模、ROS5%超を目指す」と語った。


そこが聞きたい 泉州電業 西村元秀社長

ロボットFA電線 好調は2~3年続く 新製品売上高比率の目標値 10%、新顧客を拡大

泉州電業の西村元秀社長は、FA/ロボット電線需要について「総じて好調で、特に半導体製造装置向けが非常に繁忙だ。国内外の企業動向をみるとこの好調は2、3年続く見込み。中国では工場の自動化投資は長期化し、同需要も連動。また、EV向け本格的な同需要はこれからだ」としたうえで「この同ロボット電線等の機器用電線に加え、IoT事業や独自通販事業等での新製品事業拡大で新顧客(現状3.5千)が増え、それを一層伸ばし今後、新製品の売上高比率10%を目指す。また同ロボット電線を軸に海外展開を進め、現状の海外売上高比率5%未満を30%にしたい」と述べた。


アライドマテリアル タイランド 22FY売上倍増を目指す

アジア最大 量産品 製造を担う ダイス月産5万個に拡大

アライドマテリアルタイランドは、バンコク近郊の貸工場でダイヤモンドダイス製造から始まり今やダイヤモンド工具業界でASEANトップメーカーに成長した。グループ内の役割はASEAN向けの生産拠点から量産品の製造に変化し、ダイスの生産能力は、月5万個に拡大している。


機械メーカー HCI 新しいロボットライン

多芯ワイヤーハーネス製造システム開発

電線製造機械メーカーのHCI(大阪府泉大津市・奥山剛旭社長)は、新たなロボットライン「多芯ワイヤーハーネス製造システム」を開発した。今月29日から東京ビッグサイトで開催する2017国際ロボット展(三菱電機ブース)で動態展示を行う。
このシステムは、同社が開発・出荷を行っていた「単芯ワイヤーハーネス製造用ロボットライン」を多芯対応に進化させたもの。また、経済産業省と日本ロボット工業会が推進する17年度「ロボット導入促進のためのシステムインテグレータ育成事業」にも採択されており、既に電線・ロボットの両業界より高い注目が集まっている。




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