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2017年9月18日・25日

繁忙が続く細線メーカー


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φ0.05~0.08mm導体が主動
課題 収益改善、選択受注も

素線・導体径φ0.05mm~0.08mmの細線需要が活発で、細線市場全体を引き上げている。品種によって需要の濃淡が発生するも、そうじて繁忙。受注残を抱え、平日は昼夜操業し土日も、少人数で休まず工場を動かすケースも多い。繁忙は、今春から本格化し継続しており、大半の細線メーカーが生産能力の増強を図っている。


CIOE2017 5Gモバイル基地局向けに注力

京セラ、扇港産業等が出展 Beyond100G製品も話題

【中国・深圳発】光通信業界でアジア最大の展示会である「第19回中国国際光電博覧会」(CIOE17)が6日より中国深圳にて開催された。今春の光通信市場では大規模な生産調整があり、影響が懸念されたが、展示内容はデータセンタ及び5Gモバイル基地局向け製品が目立ち、会場内は200/400G向け製品への熱気に包まれていた。同市場は一部製品の供給過剰による低価格化とユーザの大型生産調整が憂慮されている。いずれにしても巨大化した中国ベンダの動向は世界の光通信業界に対して大きく影響を与えることは間違いない。


古河電工 光ファイバ生産能力、19FYまで2倍増

米、欧拠点に165億円投入 ノークロスは建屋を増設

古河電工の荻原弘之・取締役兼執行役員専務と中村俊一・執行役員常務情報通信ソリューション統括部門長、森平英也・通信ソリューション統括副部門長の3氏は19日、グローバルで光ファイバ製造能力を16FY比で19FYまでに約2倍へ増やす意向を示した。総投資額は1.5億米ドル(約165億円)。マーケティング戦略に基づき地産地消を主眼に、エリア別には欧米拠点を軸に母材と光ファイバ、光ケーブルも含めた増産を図る。同社の光ファイバ世界シェアは、他社も増産を行っているなかで、トップ5以内とみられる。


日本電線工業会調べ 主要7部門別の出荷
7月総量5.71万t(0.9%増)、5カ月続伸

車と建販の2部門支える 建販4.7%増と3カ月増加

電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の7月分実績及び8月分推定によれば、7月分の総計は5万7千117トンで前年同月比0.9%増え、5カ月連続で増加した。電力部門のマイナス継続に加え、その他内需部門が減少に転じたものの、自動車部門が好調を維持したうえ、ウェイトが高い建設・電販部門が大きく伸び2部門が支えた格好になった。ただ、建設電販は低かった前年の数値との比較のため、本調子と言えない。
また、7月分の光ファイバを中心とした光製品は、輸出が320.0万kmCで同4.3%減も、フル稼働を継続して高水準を持続した。加えてウェイトが低い国内需要が54.0万kmで同7.0%減少し、総計は374万kmCで同4.7%減と、高稼働ながらもやや一服状態を継続した。一部瞬停なども響いた模様だ。ただ全般的には海外向けが繁忙で、300万kmCを大幅に上回り健闘しているのは間違いない。
一方、8月分の電線出荷推定は、電気機械がプラスに転じた以外は、建設電販が増加を確保するなど7月と同傾向を示し、総計は5万3千500トンで同0.4%増と6カ月連続で伸長する見通し。


16FY矢﨑総業・単体業績 2.2%増収、営業益2.8倍

経常2.2倍、WHが順当

16年度の矢﨑総業・単体業績と矢﨑エナジーシステム・国内単体の業績がまとまった。矢﨑総業の第76期(16年6月21日~17年6月20日=16年度)通期・単体業績は、売上高7千887億1千万円(前年度比2.2%増)、営業利益164億4千300万円(同188.4%増)、経常利益311億7千300万円(同119.0%増)、当期純利益124億9千900万円(ー)と増収、大幅増益になり営業利益と経常利益が2倍強~3倍弱に増えた。
また、前期の微増収、営業利益ベースでの大幅減益から大きく上向いた。さらに最終損益で赤字から黒字に好転した点が目を引く。国内の自動車生産台数が昨年下期から上向いてきたことや、北米と中国景気が好調だったため、本業の自動車用ワイヤーハーネス等の自動車事業が順当に伸びたのが牽引した。




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