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2017年6月12日

電線工業会 17FY重点活動 商習慣の改善など4テーマ


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ガイドライン 内容を周知啓発 諸官庁と連携
要請文、現場で活用を

電線工業会は7日、定時総会を都内で開き、16FY事業報告と17FY事業計画・収支決算案を原案通りに承認した。17FY重点活動テーマは昨年度に引き続き①環境問題への対応、②中堅・中小企業の経営基盤強化支援、③グローバル化への対応、④商慣習の改善へ取り組むことを決めた。特に④商慣習の改善では、15年度末に策定したガイドラインの内容を、引き続き会員や業界関係先への周知・啓発活動を、継続的に進める。また、経産省がまとめた「金属産業取引適正化ガイドライン」の中で電線取引の問題についても、関係諸官庁と連携し、中小企業の経営基盤強化にも繋がるように取り組むとした。


インタビュー新社長に聞く 東京電線工業 髙安茂樹社長

17CY予想増収増益 商社と連携、技術営業強化
タイ拠点、製造能力を倍増

東京電線工業の髙安茂樹・新社長は「16暦年通期は売上高150億円と増収、経常利益で黒字を確保した。17暦年通期は、引き続き増収黒字に設定している。利益重視を主眼に、商社と連携して新商圏・成長分野開拓を行うことや国内の技術営業力の増進を遂行する。同時に鉄道用ホームドアや車載カメラ用、自動車部品用ワイヤーハーネス(WH)などに傾注していく」とした上で、髙安社長は、海外展開について「タイ子会社で工業を増設し、現地WH製造能力を倍増する。17年内をめどに増設工場を一部操業し、18年5月のフル稼働を目指す。隣接地の工場を新たに賃借し増員を図る」意向を示した。


カンザック 超高耐熱ビニル絶縁電線

誰でも楽に確実 施工
定格60→125℃、許容電流2倍

カンザック(KANZACC)は今年4月から、「超高耐熱ビニル絶縁電線スリムヒート125UHKIV」(定格600V)の本格展開を開始しており、様々なユーザーから引き合いが増えている。
これは耐熱性能・許容電流を飛躍的に向上させた新型KIVであり、しかも電線ケーブルのスリム化も達成したうえ、柔軟性と口出し性の向上を図ったため、特性・性能面に優れるのみに留まらず、機器の軽量化・省スペース化となり、配線作業の効率化につながるのが最も大きな特徴となっている。
用途は、一般低圧電気機器配線として幅広く使用でき、特にフッ素・シリコン電線代替として耐熱性の要求されるヒーター線はじめ、盤内配線、口出線などがある。電気用品安全法と電気設備技術基準に適合してRoHS対応、JIS C3316に準拠する。


白山商事 アルミ電線用圧着端子

電食を防ぎ、手軽に接続

白山商事のアルミ電線用圧着端子は、17年度上期のヒット商品となりそうだ。
同製品の特長は、酸化皮膜を剥離してアルミ電線を半田付けするなどの特殊な技能が不要で手間とコストが掛からない点にある。電力ケーブル/建設電線/機器用電線向け撚り線をはじめ、モーター向けエナメル線、トランス用アルミ平角線向けの3種を用途に合わせて品揃えした。
このうち撚り線向けと平角線向けでは、線径8~325sqに適したサイズを用意。これはJIS規格に定められたサイズでの標準化を終えた。
また、同端子の仕組みは、内部に独自開発の合金製・介在部品(セレーション)を採用し、端子とセレーションの二重構造になっている。セレーションがキーパーツで、線種(電線品種)の用途に応じて2つのセレーション(ConvexセレーションとCrownMeshセレーション)を開発した。このセレーションによってエナメル被覆の除去が不要で、接触抵抗を安定させる役目を果たし、圧着も簡単、手軽にできるようにした。加えてアルミ電線の接続でネックだった電食などの問題を解決した。


無電柱化決起集会開く

8日、衆議院議員第一会館で「無電柱化による安全で美しい地域づくり大会」が開催された。
同会館には、国会議員を始め約200人の参加者が集い、無電柱化の普及推進、直接埋設方式などの低コスト化手法の導入、地方公共団体の負担の軽減を政府に訴える決議を行った。続いて午後に無電柱化を推進する市区町村長の会の吉田信解会長らが政府への要望書を提出した。




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