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2016年8月1日

トップインタビュー 日本電線工業会 伊藤雅彦会長


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商慣習ガイドライン浸透推進

日本電線工業会の伊藤雅彦・会長(フジクラ社長)は共同取材で、商慣習改善に向けたガイドラインの展開について「説明会、研修会は継続性が大事。夏の終わり頃から第2弾の実施を考えたい。動いていけるテーマを検討しており早々に固めたい。また、工事用汎用電線等の使用期限・設計寿命については年号問題、長期保管品と新品問題は流通・販売、東西協組と具体的な事例確認も含めて、どのようなアプローチが有効か検討している」と述べた。また、電線のアルミ化では「一部の品種で法令の制約があることが分かり、また、同時に解決すべき、技術的課題も明らかになった。昨年度から、アルミ化の可能性があると考えられる製品において種類ごとに使用者側のアルミ化のメリットを確認・整理し、アルミ化推進の要否について詳細に検討しており、トータル的に考える」と語った。


そこが聞きたい 住友電工 西田光男 代表副社長

目標は世界No.1 アルミ、コネクタでも コンペで勝つ"技術"が大事

住友電工の西田光男代表取締役副社長兼自動車事業本部長は、「総合的な自動車部品サプライヤー、WHでグローバルNo.1を目標に、中国系など海外系シェア拡大等を推進。同時に同コネクタ事業でも17FYに世界No.1を目指し①海外系OEM向け拡販②ECU用拡販③日系OEM高シェアを堅持し世界シェア拡大を図る」とした上で「アルミハーネス(AlH)量産化は20FYを目処に加速。採用実績など世界で先頭を走りデフェクトスタンダード化させたい。この際にも最も大切なのが(子会社オートネットワーク技術研究所の)コンペで勝てる技術・研究・開発である」と述べた。


日本電線工業会調べ 主要7部門出荷
16暦年上期の総量33.5万t (4.6 % 減)、5ヵ月連続減少

プラスは自動車のみ0.4%増 建販など6部門が低調

電線工業会がまとめた16暦年上期(1~6月累計)メタル電線ケーブルの主要7部門別出荷総計は33万4千762トンで前年同期比4.6% 減少し、13暦年上期並みに下がった。7部門中で前年同期を上回ったのは、自動車部門の同0.4% 増のみ。主力の建販は15万8千810トンで同3.0% 減と同様に13暦年並みになり、踊場状態になった。
主要7部門別出荷を見るとプラスになったのは自動車の1部門。自動車は5、6月とここに来て生産台数が戻ってきたことが寄与し、同0.4% 増と前期を僅かに上回った。
マイナスグループは通信、電力、電気機械、建設・電販、その他内需、輸出の6部門となった。通信はトンネルに入り2月から5カ月連続で前年ラインを割り込み同18.2% 落ち込んだ。国内光網整備は完全に一段落し伸び悩んでいるが、それでも光化への影響が左右した。電力は一部張り替え需要が発生しているが、保守メンテナンスが主軸な上、新年度以降4カ月間連続で前年同月を下回ったのが響き同0.3% 減。電気機械は、一部で家電の高付加価値製品は動くものの、セットメーカーの海外シフトや重電向けが振るわず、過去1年以上前年同月を下回り同5.1% 減少し苦戦が続く。


NUC 超高圧、高圧ケーブル向け PE設備増強を計画

電線ケーブル及び光ファイバケーブル向けポリエチレンメーカーで国内トップのNUCは、超高圧及び高圧電線ケーブルの絶縁向け架橋ポリエチレンと、これと合わせて用いる半導電性ポリエチレン製造設備のそれぞれを18年目処に増強する計画でいる。


古河電工 アルミ導体のビル用 WH ケーブル
売上1億円に拡大(18FYまで)

古河電工は7月28日、幹線ケーブルの導体にアルミを採用し、分岐線の導体に銅を使用した低圧分岐付きケーブル「超軽量ハイブリッド・ビル用ハーネスケーブル」(超軽量ハイブリッドBH)を安藤ハザマが技術研究所内に建設した研修用宿泊施設に納入したと発表した。今後、超軽量ハイブリッドBHの売上高を18年度までに1億円に拡大させる。




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