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2016年4月18日

光ファイバ グローバルで大繁忙


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プリフォームなど品薄 海外勢は軒並み大増産

国内は例外だが、光ファイバ・ケーブル市場がグローバルで品薄状態になり、需要は大増進。世界的に活気づいている。このため光ファイバの母材、光ファイバ (線引き)、光ケーブルメーカーから、それを製造する機械・設備メーカーまで大幅な増産を図っている。住友電工、古河電工、フジクラの日本の大手3社のように先を見据え、計画的に国内外で効率的な生産能力アップを行う企業もあれば、中国勢や一部の欧米勢等のように、ここにきて一気に能力の増強投資に踏み切る光ファイバ・ケーブルメーカーもあり、取り組み方はマチマチ。ただ、総じて光ファイバ生産設備は高稼働で、製造能力を増やしていることは全社に共通している。


トップインタビュー マイファ社 フォーゲルフォーム社長

電線工場の建設まで対応 75万ボルト CV ケーブル機種を開発

電線用押出機メーカー世界No.1のフィンランド・マイフィ社のR・フォーゲルフォーム社長は「R&Dの促進とともに今後、弊社はメンテ・サポートやエンジニアリング事業の拡大を図る」とした上で「エンジニアリング事業はニーズに応じ電線等の押出生産技術の指導~ケーブル等の工場建設まで丸ごと請け負う。部品供給やアフターサービスを行うメンテ・サポート事業では15CY売上高が前年比20%伸長し、今年は一層伸ばす」と語った。また、注力機種は現在、活況な怒りファイバ・ケーブルと航空機電線用マシンを挙げ、R&Dでは75万ボルト CV生産ラインを目玉に掲げた。


住友電工20FY目標 売上高1000億円へ 再生可能エネ事業

住友電工はグループ連結で20年度までに、再生可能エネルギー関連の新事業において年間売上高1千億円を目標にすることを明らかにした。具体的には①集光型太陽発電装置/システム(CPV)や②レドックスフロー蓄電池/システムで、おのおの350億円~400億円を目指し、③メガソーラー用ストリング監視システムのエネルギーマネジメントシステムなどで残りの200億円~250億円を賄う。現状、同ビジネスは徐々に立ち上がり始めている。


FDC 4/1付で新役員体制に

4部門のカンパニー制を採用

フジクラ・ダイヤケーブル(FDC)は、4月1日付けで組織改正および人事異動を決めた。組織改正では、新たにコーポレート体制を採用し、建設・電販カンパニー、直需カンパニー、原子力カンパニー、ワイヤレス通信カンパニーの4部門のカンパニー制とした。また、これまでは販売がメイン業務だったが、新体制では製造も行う。


通関実績15暦年累計 光ファイバ輸出量18% 増

反動減も光ケーブル 欧米向け好調 輸入 中国2ケタ減少

財務省がまとめた15暦年の電線・ケーブルの通関輸入実績は、32万9千875トン(前年比0.8%減)と微減も、ほぼ前年並みとなった。輸入金額(CIF)を見ると為替の関係等もあり、同7.3%の増加となっている。
品種別では、全輸入量の98%近くを占める絶縁電線ケーブルが32万1千653トン(同0.8%減)とほぼ前年並み。中国からの輸入が2ケタ減となる一方、タイやマレーシアが大幅増、フィリピンやインドネシアからの輸入増が堅調となっている。このほか、裸銅線は5千518トン(同6.7%減)、裸アルミ線が1千818トン(同30.7%増)となった。地域別では、アジアからの輸入量が全輸入量の98%以上を占め、32万4千56トン(同1.2%減)だった。国別では、1位は中国も10万7千860トン(同13.1%減)と2ケタ減で推移した。次いでベトナム7万7千273トン(同2.1%減)、フィリピン4万3千358トン(同5.2%増)などと続いている。
一方、15暦年の輸出実績は、12万5千818トン(同14.4%減)となった。輸出金額(FOB)では同0.2%増加した。




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