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2016年3月14日

光ファイバ大手3社 フル稼働、記録更新へ


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主戦場はグローバルに 活況、今後5年間続く

住友電工、古河電工、フジクラの(母材も含む)光ファイバ・ケーブルメーカー大手3社などの製造稼動率は、軒並みフル稼働を持続。国内外の各生産拠点とも、エリアによって多少変動があっても、おしなべて繁忙であり、各社史上最高の生産量を塗り替えている模様。想定外のことが起こらなければ最低でも、この好況は3~5年は続くとした見方が、業界内では大半。要因は00年頃の光バブル当時と異なり、コンテンツが驚くほど豊富な上、セキリュティ面でも光網の増強が不可欠になってきており、情通トラフィック量が鰻登りに増えていることが指摘できる。


そこが聞きたい 住友電工 齋藤成雄常務

民主から産業機械、車分野にシフト 自動化進めマレー、ベトナムに傾注

住友電工の齋藤成雄・常務取締役電子線・高分子製品事業本部長は、事業戦略について「①間口拡大(顧客、分野、用途)、②グローバル製販体制強化、③コア技術の融合で新製品・新技術を創出する。①の間口拡大は民主エレから、EV・HEV車や非日系等の自動車、バイク、航空機、産業機械分野へ重点的にシフトし、耐熱電線や照射チューブ等の品揃えを強化・充実させ、特に欧米顧客を軸に拡販する」とした上で同社の業界世界シェアは「FFCなど民主エレがNo.1、照射チューブはNo.2で、さらに高みを目指す」と述べた。②のグローバル製販体制強化では「中国の不調分をマレーシアとベトナム拠点でカバーする。また、製造面での自動化を進めていく」とした。


平河ヒューテック 新社長に篠氏 目黒社長は(代)取締役

平河ヒューテックは、8日に開催した取締役会で新社長に管理本部長の篠祐一氏を充てる役員人事を決めた。4月1日付。目黒裕次社長は代表権のある取締役に就く。


電工会大阪技術研究会 宮﨑機械システムを見学

21社30人が参加

日本電線工業会の大阪支部技術研究会は2月19日、宮﨑機械システム(本社:大阪府貝塚市)の工場見学会を行った。
参加者は21社30人。
冒頭、宮﨑機械システムの宮﨑和昭社長が挨拶に立ち「弊社は5年前に宮崎貿易(上海) を立ち上げ、中国へ進出した日本企業へのサポートや機械部品の調達、OEMメーカーの開拓等を行ってきた。一昨年からは現地で協力メーカーにおける機械製作も開始しており、今後は国内、中国、東南アジアのお客様には積極的な提案に取り組み、皆様の御要望にお応えできるようにしていく」と語った。
今回の見学のメインとなったのは第三工場に期間限定で展示されている中国製籠型撚線機「PSS500×12B」。同機は昨年2月から耐久試験を行っており、現在1千200時間稼働中。中国製の籠型撚線機に宮﨑が独自の価値を付加する同社の新しいビジネススタイルを顕現する製品となる。宮﨑製の機械は高品質で長寿命だが高価であるという市場の声を受け、安価で納期管理が困難な中国機械メーカーを同社と子会社の宮崎貿易で仲介して納期管理と改造を行うことで、費用対効果の高い製品を市場に供給する。


昭和電線 LCXケーブル、最盛期 連日フル稼働が続く

昭和電線ケーブルシステムの移動体通信・防災無線システム用漏洩同軸(LCX) ケーブルの出荷は、最盛期を迎えている。同時に、同社仙台事業所の生産ラインでは連日フル稼働が続く。
LCXケーブルの引き合いは、トンネル内の消防救急無線が、今年5月31日までにデジタル方式へ移行するため、その張り替え需要で大幅に増えている。これまでのトンネル内の消防救急無線は、アナログ方式で150MHz帯域を用いてきた。それをデジタル方式で260MHz帯域の同無線に移行することにした。




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