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2016年1月11日

トップインタビュー 住友電工 松本正義社長


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電力ケーブル 大阪・日立地区で生産能力アップ

住友電工の松本正義社長は、16年の最重要課題は、第1に総合的な電力・エネルギー事業に注力するとした上で、「14年にJPSの株式を買い取り100%化。大阪と日立地区で、生産能力の増強と同時に、コストダウン・競争力強化への合理化投資を推進する」とした。また、自動車用WH事業等については、「自動車用AHでは、当社が最も進んでいると言われている。17年に立ち上がる普通乗用車ではグローバルで、AHが約20%まで普及すると捉えている。20~25年に掛けてAHは一段と進み、普通乗用車の動力系の多くの部分へ採用される見込み」と述べた。一方、情通事業の展開では、「14年11月から創業を開始した中国で2番目の天津拠点でもフル生産が続く。それでも中国では光ファイバ・ケーブルは不足しているため、先行き需要見合いで再び能力増強の検討も必要になりつつある」と語った。


シュロニガーJ.卓上の多芯シールドケーブル加工機を上市

機械化で作業時間1/10 簡単操作、高精度を実現

電線加工機メーカーのシュロニガージャパンは8日、業界初の汎用型・卓上加工機「ShieldCut(シールドカット)8100」を開発したと表明した。13日から東京ビッグサイトで開催される「インターネプコンジャパン」で展示紹介し、販売を開始する。
産業用ロボットや各種産業機械で制御される多芯シールドケーブル、ロボット/FAケーブル向けで、これまで手作業していた加工工程を機械化し作業時間を約10分の1に短縮(被加工ケーブルに依存する場合有)する。これで機器用ワイヤーハーネスメーカーや電線メーカーなどは、面倒だった同ケーブルの編み組シース剥離を誰でも、簡単・正確・高精度にできる。同時に生産性の向上や省人化、作業の効率化・時間短縮も図れる。


関西電販調査報告 一人当たり売上高18.8%減

経費も同様に低下へ

関西電線販売協同組合がまとめた15年度販売経費アンケートによると、建設電販分野の電設向け受注の遅れと、総じて年度初めから中秋頃まで建販分野の荷動きが鈍かったのも響き、1人当たりの売上高は前年度比18.8%減収の1千142万円と低下した。
これに比例したように一人当たりの経費額も再び減少して11年度水準に戻った。連動して一人当たり売上高に占める経費の割合も減少し、経費を低く抑えた格好になった。また、売上高に占める電線類の比率も同2.02ポイントで下降して72.36%となったが、直近4年間では70~74%台と高い依存率で推移し殆ど変動しなかった。
今回のアンケートは組合員20社(昨年度は21社)を対象に回答数は12社で回収率60.0% (同13社で61.9%)となり、それをベースに集計した。


JPS 新社長に小泉芳信氏

ACSの社長経験者

住友電工では1月1日付けで、同社電力ケーブル製造の完全子会社「ジェイ・パワーシステムズ(JPS)」の新社長に、JPSで取締役兼電力事業部長の小泉芳信氏が就任した、と発表した。これにともない福永定夫社長は同社顧問兼電力事業部担当技師長に就任した。
小泉芳信新社長(電力事業部電力統括部長も兼務)は日立電線出身。日立電線時代の、02年から日立電線と米コーニングケーブルシステムズ社との合弁会社である「アドバンスト・ケーブル・システムズ(ACS)」の社長兼最高経営責任者(CEO)を務めていた。ACS(日立電線の日高工場内)は、光ケーブルメーカー。従って電力ケーブル分野はもちろんのこと、光・情報通信ケーブル分野の双方に精通し長けた人物が、JPSのトップに就任した。


伸銅協会11月生産 6.3万t(6.3%減)

銅管・黄銅棒 前年並み

日本伸銅協会がまとめた15年11月の伸銅品生産動向(速報)は、6万3千740トン(前年同月比6.3%減)と9カ月連続のマイナスとなった。黄銅棒、銅管がほぼ前年並みだったが、板条の低迷が響いた。
主要品種別の動向を見ると、銅条は1万9千330トン(同12.5%減)で、7カ月連続でマイナスとなった。自動車用途はそこそこ堅調に推移している模様だが、半導体、電子部品用途の低迷が響いている。




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