バックナンバー
2015年12月14日

トップインタビュー 矢崎エナジーシステム 矢﨑航社長


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

建販シェア 全般的に微増

矢崎エナジーシステムの矢崎航社長は「75期上期(7~12月)電線出荷銅量見通しは(大幅に伸びた昨年並みの)4万トン弱で、このペースで推移すると16年6月期の75期/通期は7.7万トン程(前年度比2%増)に達しそうだ。要因は、やわらかCVの効果なのかも知れないが、当社建販シェアが全般的に微増傾向にあるため。75期の通期見通しは、売上高は前年度並みの1千450億円、税前利益は増益を狙う。うち電線は目標売上高900億円で前年度と同等の税前利益を確保したい」とした上で「"さくさく剥ける"EM-Fケーブルを投入する他、超音波接続でモールド部分の小型化を図ったブランチやユニットケーブル等に力を注ぐ」とした。また、一連の物流再構築で全倉庫の切断装置を25%増設する意向と、タイの新工場はアルミ合金製造を視野に入れていることも明らかにした。


15FY国内LAN市場 5~6%増加(出荷銅量)

エコ比率 7~8%も五輪追い風 官公庁向け採用進む

国内LANケーブル市場は、堅調に動き、15年度通期の出荷銅量では前年度比5~6%の伸び率となる可能性が出てきた。背景には、豊州市場や再開発案件など、建設電販需要に支えられているためだ。さらにニッチだが、公共施設を中心にエコ電線ケーブル(EM)仕様の採用も進んでいる。エコ比率は、7~8%で推移しているが、今後、東京五輪等の需要発生が追い風となり、着実な伸長が期待される。


9月・10月通期実績 光ファイバ輸出12%増

光ケーブル、中・ネシア・UAE向け好調 輸入 タイ、フィリピンが増加

財務省がまとめた9月度の電線・ケーブルの通関輸入実績は、2万8千519トン(前年同月比0.1%増)とほぼ前年並みとなった。輸入金額(CIF)は為替の関係等もあり、同5.1%の増加となっている。
品種別では、全輸入量の95%以上を占める絶縁電線ケーブルが2万7千845トン(同0.5%増)だった。中国からの輸入減少が続いている一方、タイやフィリピン、マレーシアからの輸入の増加が続いている。このほか裸銅線は470トン(同10.0%減)、裸アルミ線が131トン(同30.7%減)となった。
地域別では、アジアからの輸入量が全輸入量の98%以上を占め、9月度は2万7千981トン(同0.3%減)だった。国別に見ると、1位は中国も9千323トン(同11.9%減)と2ケタの減少で推移してた。2位はベトナム6千157トン(同4.3%減)、3位インドネシア3千889トン(同7.0%増)などと続いている。
一方、10月度の通関輸出実績は、9千851トン(同26.4%減)の3カ月連続のマイナスとなった。輸出金額(FOB)では同7.0%減少した。


フジクラ 米・大規模データセンタ用で 光接続製品の合併設立

フジクラは3日、連結子会社の米国フジクラ(America Fujikura Ltd=(AFL社)」を通じてNetIG, LLC(米国・NetIG社)との間で米国に、光接続用製品の合弁会社を設立し、当該事業を譲り受けると発表した。
NetIG社は光接続製品の製造・販売を行っており、顧客に北米で有力な大規模データセンター運営会社を持っている。フジクラは、今回の合弁設立で成長を遂げる北米・大規模データセンター市場への本格参入を図る。


電線工業会 建販ガイドライン来年1月にも公表

電線工業会では、工事用汎用電線ケーブルなど建設電販分野を対象に、商慣行改善に向けた「取引適正化ガイドライン」をまとめ、それがほぼ完成し、16年1月中にも会員へ公表する予定でいる。
「取引適正化ガイドライン」は要約版(A4版10ページ)と全文版(同30ページ)の2種になる見込み。
ガイドラインは電線メーカーや流通を対象に建設電販分野の商慣行改善を主眼とした。電線工業会は、08年3月に『商慣習調査報告書(わが国の建設・電販部門の電線取引に関する商取引の実態と問題点などを記載)』を作成し、その現状レビューを実施しながら、今回のガイドラインの作成を進めている。
電線工業会は15年度の重点活動テーマとして環境問題への対応、中堅中小電線企業の経営基盤強化支援、グローバル化への対応の3事項に加えて、第4番目として「建設・電線販売分野における商慣習の改善」を掲げて取り組んできた。




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.