バックナンバー
2015年11月16日

電線大手4社中間連結業績 3社が好調、明暗分ける


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

円安、光、車、電子が牽引
通期予想 昭和電線 営業益61%増

電線メーカー大手4社の15FY中間連結業績が出揃った。円安のなか光通信、車用WH、電子事業の展開で明暗を分けたが、総じて好調だった。住友電工は史上最高の売上高を達成し、フジクラが電子事業で完全復活を遂げるなど住友電工、古河電工、フジクラの3社は好業績で、昭和電線は低調。ただ、昭和電線は通期では大幅な営業増益に好転する見通しだ。


フジクラ 三菱電線 深める統合、製造も
16年4月メド産業用電線で

フジクラと三菱電線は6日、製造も含む産業用電線事業の統合の検討を開始することで合意したと表明した。16年4月の統合実現を目処に、自動車用電線と電力ケーブルを除く、建販3品種(IV、CV、CVV)を筆頭とした建販電線ケーブルなどメタルケーブルの製造と販売・流通が対象となり、詳細は今後、詰めていく。


中堅8社2Q決算 5社が増収・営業増益

主力の建販、機器・機械向け伸張 車載用電線ケーブルも

中堅電線メーカー8社の16年3月期第2四半期連結決算が出そろった(一部・暦年ベース、非連結で2月期、オーナンバは決算期変更のため前年同一期間増減率を記載)。増収増益(営業利益ベース、以下同)は5社、減収減益は2社、減収損失1社と明暗が分かれた。増収増益5社は、主力の電線・ケーブル事業の伸長し、増収による押し上げ効果等により増益となった。減収3社は、競争の激化や需要減等の影響から主力製品が落ち込み、減収や為替の影響で減益および損失を計上した。


8月・9月度通関実績 光ファイバケーブル輸出2.3倍

ファイバは印、越、米向け好調
輸入 タイ、マレーシア増加

財務省がまとめた8月度の電線・ケーブル及び光ファイバ・ケーブルの輸入通関実績は、2万5千237トン(前年同月比2.6%増)となった。輸入金額(CIF)を見ると為替の関係等もあり、同17.3%の増加となっている。
品種別では、全輸入量の95%以上を占める絶縁電線ケーブルが2万4千569トン(同2.7%増)だった。中国からの輸入は減少が続いている一方、タイやマレーシアからの輸入増加が続いている。このほか裸銅線は528トン(同37.9%増)、裸銅線は528トン(同37.9%増)、裸アルミ線が77トン(同35.3%減)となった。
地域別では、アジアからの輸入量が全輸入量の98%以上を占め、8月度は2万4千825トン(同2.5%増)だった。国別に見ると、1位は中国で8千365トン(同9.5%減)。マイナス幅は1ケタになったものの、減少が続く。2位はベトナム6千253トン(同1.8%減)、3位はマレーシア3千500トン(同20.6%増)などと続いている。
一方、9月度の輸出通関実績は、9千190トン(同36.4%減)の2カ月連続のマイナスとなった。輸出金額(FOB)では同11.6%減少した。


秋の叙勲関西電販 大川隆弘理事長が『旭日双光章』受賞

秋の叙勲で、関西電線販売業協同組合理事長(関西電販)の大川隆弘氏(大川電商取締役会長兼全日本電線販売業者連合会会長)が「旭日双光章」を受賞した。
関西電販で、豊富な専門知識と指導力を発揮して組合業務や各理事の役割分担を明確化し、「執行部会」を立上げた。さらにコンプライアンス委員会の設置運営、組合員の人材育成やグローバル化等を常に自ら率先して進め業界発展に大いに貢献したことが評価された。




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.