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2015年11月2日

車用WH グローバル展開とアルミ化が活発化


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海外生産比率8~9割 AH実績 堅調、電食もクリア

最近、電線メーカーのワイヤーハーネス(WH)事業は、海外生産拠点の強化・充実とアルミ・合金化ワイヤーハーネス(AH)への展開が活発化している。これはカー・メーカーによるグローバル最適化生産や、クルマの軽量化推進が背景になっており、矢崎総業、住友電工、古河電工、フジクラなど企業ごとに事業規模が異なるものの、同じ取組を示す。


共立 ユニテックJ
電線ケーブル製造で、高品質と高生産効率を実現

φ0.008mm線用キャリヤー ルーネ非接触 ドイツ・温度計測器

共立が手がける極細線用新型キャリヤーと、独・ルーネ社製の非接触温度計測器(輸入代理ユニテック・ジャパン)の引き合いが、電線メーカーの製造技術者から増えてきている。共立のキャリヤーは高精度の張力制御が簡単・効率的に行える。ルーネ社の非接触温度計は文字通りに製造ラインで接触せず、10℃~250℃までの測定をカバーしメンテフリーを実現。両機種とも用途が異なれど、高品質で生産性が高いことは共通した。


IWCC 16年銅受給 14万トン不足 中国減速、銅価低迷

世界銅加工業者協議会(IWCC) はこのほど、16年の世界銅需給の改訂見通しをまとめた。今年5月にまとめた当初見通しでは、16年は30万トン強の供給過剰が予測されていたが、中国の景気減速のほか、銅価低迷によって生産調整が見込まれるとした。これにより地金生産が2千213万トン(前年比1.8%増)なのに対し、地金消費は2千227万トン(同2.4%増)となり、14万トンの供給不足と予測した。


住友電工 9.8%増収、営業益10.4%増
史上最高 車と総売上高

住友電工の16年3月期中間連結業績は売上高1兆4千394億1千500万円(前年同期比9.8%増)、営業利益528億9千万円(同10.4%増)、経常利益621億8千300万円(同4.6%増)、純利益358億3千万円(同54.4%減)と増収増益で売上高は史上最高、営業利益は史上2番目になった。
業績好調の背景は、米国や欧州などの海外を中心に自動車用ワイヤーハーネス(WH)の需要が堅調で自動車事業の売上高が史上最高を達成したほか、情通事業とエレクトロニクス事業が赤字から黒字転換したのが、貢献した。情報通信は光ファイバ・ケーブル類や光電子デバイス、アクセス網機器などが牽引し、エレ事業は携帯電話機器向けFPCの好調が原動力となった。また、円安による営業利益の増加は116億円。純利益の減少は昨年同期に住友3Mの株式売却があり、その反動が響いた。


日本電線工業会調べ 主要7部門別出荷量
15FY上期推計の総計34.3万t(2.9%減)

微減も1.3FY比で1.2%増 建設電販、電力が下支え

電線工業会がまとめた15年度上期(4~8月実績、9月推定)のメタル電線主要7部門別推定出荷量は、電力と建設電販を除く5部門が前年を割り込み、総計は34万3千582トンで前年同期比2.9%減、内需計は33万1千837トンで同1.6%減になった。ただ、13年度上期に比べると総計は1.2%増、内需が0.1%増と健闘している。また、年度上期での前年割れは11年度上期以来、4年振りとなった。




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