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2015年10月26日

豊洲市場向け電線出荷動く


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6KV級軸に → 次は600V ピークは11~12月、1月

ここにきて東京・豊洲市場の建設に向け、電線の需要が、ようやく動き出した。現状6kVのエコ建販電線ケーブルが主力に動いており、11月~12月に入ると主役の座が、最も数量が多い600VクラスのCV等のエコ電線(EM電線)に入れ代わる見通し。従って豊洲市場建設で電線出荷のピークは11~12月、またはややズレ1月頃とみられている。現状、建販電線の荷動きは大きな混乱もなく、割りと順調に流れているが、他の都市再開発大型案件とかぶると一気に市況はヒートアップしそうな懸念も孕む。


トップインタビュー 住友電装 井上治社長

生産9割超海外のWH メキシコ3000人増、30000人態勢
非日系海外拠点、母国人の配置必要

住友電装の井上治社長は、中期海外戦略について「既に、非日系トラック車種のWH納入を開始し、さらに非日系の中国やタイ拠点の受注を増やしたい。非日系中国拠点等では欧米の設計開発陣等の充実・強化が差し迫った課題。欧米顧客との細やかなサービス展開で、どうしても非日系海外拠点に母国人の配置が必要」とした。また、WH約9割(数量)を海外生産し「北米向けは需要が好調で、メキシコ拠点を約3千人増やし3万人態勢にする」と述べた他、アルミWH は「防食課題は目処がつき量産化でき、採用件数も増加。さらにオールAH でも対応可能だ」と述べた。


そこが聞きたい サンテレフォン 伊藤邦弘社長

今日、明日のビジネスに直結 シナジー効果 強電・パワー系が拡大

サンテレホンの伊藤邦弘社長は、東京ドームシティ・プリズムホール(東京・文京区)で今週28~29日開催する『ICT Business Selection2015』に関して、「今日、明日からビジネスに直結する商材を、導入事例を交え紹介する。ユーザーに対し成功事例を訴求し、出展社には事業のヨコ展開を図ってもらう狙いだ」とした。日東工業グループとしてシナジー効果については、「ICT関連以外に強電・パワー系の取り扱いが拡大傾向にある。強電・パワー系の事業規模はまだ小さいが、これが新規事業として動き出している」と語った。


8月の部門別出荷量 日本電線工業会調べ
総計5.31万t(1.9%減)も健闘

15FY上期 合計34.3万t、2.9%減 8月は建販、電力除き減少

電線工業会がまとめたメタル電線の主要7部門別出荷数量の8月分実績及び9月分推定によれば、8月分実績は前年同月比で電力と建設電販を除き5部門が前年を割り込んだため、総計は5万3千146トンで1.9%減と2カ月連続で水面下へ沈んだ。
また、光ファイバ・ケーブルを含む光製品は北米やベトナム、中国、香港向けなどが活発で輸出は330万5千kmC超で同31.4%増と7カ月連続で増加した。内需は43.17万kmCで同2割強減少で不振なものの、海外向けが旺盛であり総量は373万7千kmC強で同22.2%増と好調を持続した。
輸出は8月単月では史上最高で、全体でも7番目となり活況が続く。光ファイバ市場で世界トップ5社のうち、3社に入る各社ともフル操業を継続。海外での現地生産も含めると製造量の9割以外が外国向けといえるだろう。
9月分の部門別推定では、建設電販は過去5年間で前年を除き2番目に高い数値だが、当初から言われていた電設ルートの大型案件・プロジェクトの需要増が活発化するはずなのが遅延し同4.1%減少したことに加え、通信、電力の2部門以外減少したため、総計は6万400トンで同5.6%減になった。
結果、15年度上期(4~9月)推定出荷量は、電力と建設電販を除く5部門が前年を割り込み総計は34万3千582トンで前年同期比2.9%減、内需計は33万1千837トンで同1.6%減になった。ただし、13年度上期に較べると総計は1.2%増、内需が0.1%増と健闘している。


三菱電線 給電線複合光ケーブル FA・ロボット向け狙う

三菱電線は、「耐屈曲耐捻回性難燃 給電線複合光ファイバケーブル」を開発した。
今後、大容量伝送の需要の増加が見込まれるFA・ロボット向けへの採用を狙い、開発したもので可動アンテナや産業用ロボット、機器内などの駆動部に適している。




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