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2015年9月14日

中国光市場 進むローカルベンダの淘汰


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上位は規模拡大と価格攻勢 日系 相乗効果で提携視野

【中国・深圳発】アジア最大の光通信展示会「第17回中国国際光電博覧会(CIOE15)」(主催:深圳展覧)が8月31日~9月3日の4日間、深圳C&Eセンターで開かれた。中国経済の先行きが不透明ななか、前回比で2割増となる2千875社の出展、累計5万5千人近くが来場(16%増)した。中国・光市場では、ローカルベンダの淘汰が進んでいる。上位ベンダは規模を追求、価格競争や海外展開も激しく、日系ベンダのフィールドが圧迫され始めている。今後、日系が勝ち抜くためには、すべてを自社の統括下に置く視点から、海外で競争力を持つ企業グループ等に視点を転じ、相乗効果が発揮できる提携を前提に市場獲得を図る必要もありそうだ。


リケンテクノス・トリニティFR エコ電線の需要急伸に適応

コンパウンド2グレード 柔軟・耐熱性を重視 高線速製品も品揃え

晩秋に向けたエコ電線ケーブルの本格的な需要期を控え、リケンテクノスのトリニティFRなど「エココンパウンド」が注目されている。難燃性が高いことはもちろん、その上で線速・生産ラインの高速化への対応や、ケーブル化した際に柔軟かつ敷設作業性向上などが、電線メーカーから求められている。建設電販分野のEMタイプ・工事用汎用電線ケーブル向けに、リケンテクノスでは「トリニティFR」で加工性と柔軟性・耐熱性を、それぞれ重視した2グレードを主翼に据え、販促展開を図っている。


シンユウ・ジャパン震雄銅業集団の商社
創業10年で、売上高8倍に拡大

銅導体ビジネス軸に 円高で輸出へも傾注

中国・大手伸線メーカー震雄銅業集団グループの商社「シンユウ・ジャパン」は今年9月で創業10年を迎えた。日系顧客向け銅導体ビジネスを主眼にこの間、売上高を8倍に伸ばし15暦年には(年商)40億円を見込む。設立時、顧客は1社のみだったのが格段に増え発展してきた。一方、折からの円安の横風が吹き業績に影響を与えた。奇しくも顧客数、商環境とも10年前と様変わりした。そのさなか同社は新戦略を立て輸出事業にも本格的に乗り出した。新戦略を主に15暦年は30%の増収を目指す。


電材貿易グイデッティ社 純銅(99~100%)に分離

電線リサイクル装置

電材貿易は、イタリア・GUIDETTI(グイデッティ)社製の銅被覆電線・リサイクル設備マシン「SINCRO・EKO(シンクロ・エコ)シリーズ」215、315、415、530の4タイプを本格展開し、電線メーカーから好評を博している。
同機を用いると銅と被覆材料を分別した上で、取引業者に引き渡せる。業者の買取価格も、銅を分別した場合とケーブルのままの状態では大きく異なり、、電線メーカーにとって高いメリットがある。
同機は各種電線ケーブルを、誰でも簡単に銅と被覆材料を選別して乾式ナゲット化できる。しかも省エネ設計。長年のノウハウと独自の技術で、電線ケーブルをより効率的にリサイクルする。その際に、99~100%の極めて高い割合で銅に分離することを実現した。


通関実績6、7月度 7月輸出光ケーブル3.3倍

中国輸入、2桁減続く

財務省がまとめた6月度の電線・ケーブルの通関輸入実績は、2万8千13トン(前年同月比4.9%減)となった。輸入金額(CIF)を見ると為替などの関係もあり、同15%強の増加となっている。
品種別では、全輸入量の95%以上を占める絶縁電線ケーブルが2万7千117トン(同5.5%減)だった。輸入量は少ないものの、裸アルミ線が414トン(同517.9%増)と高い伸びを示した。裸銅線は374トン(同33.3%減)だった。
地域別では、アジアからの輸入量が全輸入量の98%以上を占め、6月度は2万7千551トン(同5.1%減)だった。国別に見ると、1位は中国で9千46トン(同16.5%減)。直近3カ月だけでも2ケタの減少が続いている。2位はベトナム6千419トン(同9.9%減)、3位フィリピン3千760トン(同0.9%減)、4位インドネシア3千409トン(同0.1%減)などと続いている。
一方、7月度の通関輸出実績は、1万3千75トン(同7.7%増)となった。輸出金額(FOB)では同14%増と伸長している。
品種別に見ると、光製品の輸出は世界的に旺盛な需要に支えられ、好調に推移しており、光ファイバケーブルは542トン(同3.3倍)、光ファイバは249トン(同41.5%増)と高水準を維持している。




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