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2015年9月7日

最適な人材育成と技能伝承、急務


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電力絶縁は業界をリード 経験値と知識が大事

モノづくりに向けた電線メーカーの人材育成・技能伝承は最近、企業によっては手薄になり、差が出始めた。このため細径化や薄肉化などハードルが高い電線ケーブルで、納品時にスペックアウトになるケースも少なくないという。電線メーカーの人材育成・技能伝承は、マニュアルやDVD映像にした教材等で教育するだけでは不充分。その上に経験が不可欠といえる。電線製造の地力差は、最終的には知見や経験値などが左右する。これを人材育成・技能伝承に盛り込んでいく必要があるという。


鉄道総研ほか4者
超電導フライホイル蓄電システム実証機施設が完成

古河電工 高温超電導線材を納入 太陽光、電力系統との連系

古河電工と鉄道総研など4社と1団体は3日、再生可能エネルギーの普及で必要な大容量蓄電システム向けに、世界最大級の次世代超電導フライホイール蓄電システム実証試験施設が完成し、記念式典を現地・米倉山同施設内(山梨県甲府市下向山)で開催した。同試験で出力300kw、蓄電容量100kw/時を実現して太陽光発電所と電力系統に連係させ、電力を瞬時に出し入れし、安定化を図れる世界初のシステムを目指す。


インタビュー新社長に聞く 冨士電線 滝澤明久社長

20年以降見据え 生産態勢を適正化 16FY増収、営業益横バイ目指す

冨士電線の新社長に就任した滝澤明久氏は、3拠点の製造適正化の取り組みについて、「遅くとも18年度までには、20年以降を見据えた収益基盤のあり方を考えなければならず、冨士電線グループとして、どのような生産体制がふさわしいかがテーマ。今ある設備に改善を加え、五輪までは伸びていくであろう需要に合った生産能力を確保すべく、生産性をアップしていきたい」と述べた。また16年3月期の業績は、「下期に首都圏や名古屋地区の件名が動くと見込まれるので、増収は確保できるだろう。営業利益は、前期並みの利益確保を目指している」と語った。


住友電工北電から 25万V直流CV案件
青函トンネル部24㎞を受注

住友電工は8月28日、津軽海峡の下を通る青函トンネルの中に配備する25万V直流XLPEケーブルや工事を受注したことを表明した。海峡トンネル内での超高圧直流ケーブル敷設案件では世界、最長になるという。受注額は非公表。電力ケーブルの製造は完全子会社JPSの日立地区工場で実施する。
これは北海道~本州を結ぶ直流連系線「北今別直流幹線」(送電容量30万kW)のうち地中区間のケーブル案件。北海道側の北斗変換所と本州側の今別変換所を結ぶ北斗今別直流幹線(亘長122km)のうち、津軽海峡横断箇所の地中送電線ルート(約24km)部分のケーブルを青函トンネル内に敷設する。


ニーホフ 荒引で分2.4千m達成

ノンスリップ伸線機

日本ニーホフが上市している「ノンスリップ荒引伸線機MSM85」と「インダクションアニーラRI シリーズ」が、電線メーカーから関心を集めている。
荒引伸線機は高い生産性・高線速を維持しながら、消耗品の超寿命化と省エネ、静かな労働環境を持続し、アルミや合金でも連続伸線を実現した。母線経(銅線8~10.0mm、アルミ線9.5~12.5mm)から、伸線後の仕上線径範囲は銅線で1.0~4.5mm、アルミ線が1.0~5.5mmの作業範囲まで適応する機種。
この際には1本/2本掛けになる。最大の伸線速度は銅線、アルミ線、アルミ合金線の場合、40m/sec(毎分240m)と高生産性、高機能を実現した。




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