バックナンバー
2015年8月3日

建販需要ピーク向けに物流体制を改善


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

各社、輸送効率UPへ注力 企業全体で横断的な対応も

建販電線業界筋では、電設分野を軸とした今秋の需要ピーク時や集中時に向け、物流面での対応へ、これまで以上、一段と積極的に動き出した。ケーブルドラム・ボビンやトラックの手配などを含め物流の改善に向け、古河産業電線では「物流全般で、古河電工グループと協力してグループのメリットを行かし横断的に最も効率的、合理的に行えるようにする」とした。また、フジクラ・ダイヤケーブルでも「特配便を削減してイレギュラーを少なくし、常に安定的な輸送が出来るように効率化する」などの方策を各社で示している。


トップインタビュー 新社長に聞く
古河電工産業電線 松本康一郎社長

15年度事業計画 平均月間出荷銅量2430 t、売上386億円(17%増)
EM-LMFCなど機能線に傾注

古河電工産業電線の松本康一郎新社長は、本紙の取材で、「14年度の業績は平均月間出荷銅量が2千360トン、売上高330億円(前年度比1.25%増)で汎用線と機能線の売上高割合は1.5対1。15年度事業計画は、同2千430トンで売上高386億円(同17%増)に設定した」と述べた。その上で、「特に機能線製品へ力を注ぎ、高付加価値や差別化を図った品種や製品の積極的な販促活動を実施。15年度は機能線の受注増で売上高30億円以上の増加(総売上高の約10%)が目標」と語った。機能線の具体的な注力製品は、①配電盤向けなどのEM-LMFC、②あじろ外装レスケーブルを含む舶用、マリン事業、③トラキャブを挙げた。


住友電工 電力のケーブルと機器事業を再編統合

住友電工は7月30日、子会社のジェイ・パワーシステムズ(JPS)、住電朝日精工の2社を対象に送配電用電線・ケーブルと電力機器事業について16年1月1日付で統合、再編することを発表。住友電工・本体が電力事業の司令塔になる。


古河電工など4社
光ファイバ海洋観測システムで 実証実験に成功へ

古河電工とNTT東日本、日本コムシス、エコニクスの4社は7月27日、電源を必要としない光ファイバを用いた送電で動作する海洋観測システムの実証実験に成功したと発表した。
実証実験では、海水温に加えて海中の水素イオン濃度、溶存酸素量、塩分などの水質観測を遠隔地から連続的に監視できたという。このため水産養殖施設や湾港施設への導入により、効率的な漁業、防災への利用が期待できる。4社の共同研究で、函館市国際水産・海洋総合研究センターにおいて実証実験した。
これは高精度光ファイバ水位センサを利用した海水温、潮位のリアルタイム計測と、光給電システムによる電源供給と多項目水質計による連続モニタリングシステムの開発で実現したもの。


ハマナ 新社長に梶川専務 田中常務、専務へ昇格

電線製造撚線機械メーカー・大手のハマナ(大阪府和泉市井ノ口町)は7月20日開催の定時株主総会終了後に取締役会を開いて、梶川健二・専務取締役を新社長に選出した。これにともなって野畑治昭・社長は退任した。
また、役員改選を実施し、新任の役員では、田中康豊・常務取締役が、同日付で専務取締役に昇格した。




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.