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2015年7月20日・27日

LS電線 電力事業好調、主翼に


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加速するグローバル展開
最近の受案件8件だけでも海外電力ケーブル合計837.4億円

韓国・LS電線の14暦年(1~12月)通期単体業績は、売上高3千675億円(前年比5.0%増)、営業利益99億円(同35.1%減)と為替の影響もあってか増収も減益を計上。ただ、単体売上高は連結の85%程を占め主軸を成し単体4事業部門の中でも特に、電力事業は売上規模と伸び率で主力(1千563億円、同16.7%増)といえ、欧州トップ級電線メーカーにどこか近い経営内容だ。15暦年は電力ケーブルへ傾注し、自国の需要獲得を図りながらグローバル展開を加速。最近の受注済み海外8案件だけでも合計額は約837.4億円に及び、それがさらに増進しそうだ。


トップインタビュー FDC 久下忠利社長

4期連続黒字 累損 14FYに目途 15FY増収、製販一体黒字目指す

フジクラ・ダイヤケーブル(FDC)の久下忠利社長は「14FY業績は出荷銅量が前年度比3.4%増、売上高620億円(1.3%増収)で増益となり、4年連続黒字により累損は14FYでほぼ目途がついた」とした上で15FY業績は「出荷銅量同0.4%増と堅調で増収、製販一体黒字を目指す。本格需要が10~11月頃に立ち上がる見込みで下期に幾つかの件名先物大型案件など電設を軸にした需要増に期待したい」と述べた。また、久下社長は「光融着機等の高付加価値製品に加え耐火、耐熱ケーブルを筆頭とした品揃えの豊富さ、生産能力に裏付けした納期対応が強み。さらに当社技術部隊を交えた価値を売るVA/VE提案型営業を行う」とした。


北海道電力住友電工 世界最大の蓄電施設、実証試験へ

レドックスフロー電池を活用 再生エネを導入拡大へ

北海道電力と住友電工は15日、北海道安平町の南早来変電所構内に建設している世界最大規模の「レドックスフロー電池」蓄電システム施設を公開した。今年12月までに施設を完成し稼働させ18年度末まで実証試験に取り組む。蓄電池を用いて気象状態で変わる風力や太陽光による発電量の変動に合わせてピーク時に蓄電し、不足時に放電するもの。再生可能エネルギーの出力変動の調整の適応性などを検証する。蓄電容量は、時間当たり約6万kW。北電では1年ほどでノウハウを蓄え、管内の北海道で使える風力と太陽光による電力導入の上限を早期に引き上げる意向。


電線新聞「夏季電線メーカー・流通アンケート」調査

15FY下期電線需要 流通「5%未満の増」36%、「5~10%増」27%

本紙・電線新聞が実施した『夏季電線メーカー・流通アンケート』によると、国内電線需要は、堅調に推移するもようだ。15年度下期の国内電線需要の見通しについて、流通では「5%未満の増」との回答が最も多く、4割近くを占めた。しかも流通では「減少」との回答はゼロとなっており強気の見方となっている。メーカーは「3%未満の増」と「前年度並み」がほぼ同数でトップに並んだ。建販分野の需要見通しは、「やや増加」が双方ともトップで、流通では「減少」との回答はなく、ここでも強気の見方となっている。建販需要を中心とした国内電線需要の復調への期待感がうかがえる。また、15年度下期の品種別動向では、電力用ケーブルとアルミ電線に増加するとの回答が多かった。(有効回答数:メーカー34社、流通22社)


JECTEC 鉄道車両防火規格試験サービス開始

日本初、世界レベルへ

電線総合技術センター(JECTEC、海老沼康光:会長)はこのほど、世界でもっとも厳しいという「鉄道車両防火規格試験(EN45545-2)」サービスを開始した。これは2月、フランスの鉄道産業分野の認証機関から、発煙性、発熱性などの試験で、欧州試験機関と同等の試験データーが提供できる試験所として、国内で初めてJECTECが承認されたもの。




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