バックナンバー
2015年6月1日

建販需要 夏場急伸に向け動く


電線新聞定期購読

ご購入はこちら

サブコンの受注ほぼ満杯 地域的 温度差やや縮小

電設を軸にした建販分野の電線需要は、夏場以降の繁忙期を控え上向きだした。地域的に大なり小なり温度の差はあるものの、一頃よりもそれが縮まり動き出している。東京五輪の開催が近づいてきた上、従来の耐震補強工事、首都圏再開発、官公庁案件にメガソーラー需要の積み残しなどが重なっているためで、サブコンの受注状況がほぼ満杯状態になっていることが裏打ちしている。ただ、工事作業者の不足にともなう工期遅延の懸念や、一連の電線需要が一気に集中することへの影響も否めない。


W&Cサミット15 動き出す「インターネットプラス」

強大な競争力を獲得 仕入、物流、金融等サービス開発

【中国・宜興発】5月8~10日に中国・無錫市宜興で開催された国際会議「15全球電線電纜年会(グローバルワイヤー&ケーブルサミット15)」では、「互聯網+(インターネットプラス)」という新概念が、電線業界に影響を及ぼすとして最も注目が集まった。業界随一のB2Bサイトを運営する遠東買売宝網絡科技・総経理の孫録氏は「互聯網+を導入する企業は、超巨大データベースに基づく強大な競争力を得る」と述べている。


住友電工上方修正 17FY中計売上高3.3兆円

営業益200億増の2000億円

住友電工の松本正義社長ら首脳陣は5月26日、13年度から5年間の同社中期経営計画17VISIONの最終年度である17年度目標値を上方修正したことを表明した。売上高3.3兆円(当初目標対比3千億円増、10%増)、営業利益2千億円(同200億円増、11.1%増)、営業利益率6%以上(同6%)、ROA(=投下資産営業利益率)を9%以上(同9%)に設定した。この際の為替は当初1ドル90円/1ユーロ120円を⇒今回は1ドル115円/1ユーロ130円を前提にした。


14FY部門別出荷 日本電線工業会
総量72.35万t(0.8%増)、5 年続伸

合計13兆円(同1.5%増) 光ファイバ輸出 史上最高3379万km、7.2%増

電線工業会がまとめたメタル電線主要部門別出荷数量の14年度(14年4月~15年3月)実績によると、予測通りに7部門中プラスグループは建販と電力、輸出の3部門でウェイトの高い建販が前年度比0.5%増と牽引するなど総出荷量は、72万3千530トンで前年度比0.8%増加し、僅かに前年度ラインをクリアした。ただ、5年続伸し2年連続の70万トン超えを確保した。総出荷金額は1兆3千515億1千200万円(前年度比1.5%増)となり、銅価等が関係し電力、電気機械、建販、輸出の4部門が増加して出荷量よりも増加幅はやや高い。
光ファイバ・ケーブルを含む光製品は、円安で輸出が3千379万kmC(同13.4%増)で史上最高になったため、合計は4千74.6万kmC(同7.2%増)で12年度に次ぐ史上2番目に高い数値になった。合計金額は2千516億2千900万円で同3.6%増加した。しかし、出荷量に比べ3.6ポイント低く、輸出数量との対比では10ポイント弱低かった。電線ケーブルと光製品の合計額は1兆6千31億4千100万円で同1.8%増になった。


東電工15CY目標 2桁増収、微営業増益

鉄道・船舶 車WHを強化

東京電線工業は今期(15年1~12月)連結事業計画において、2ケタ増収、営業損益ベースで微増益を目指す。国内拠点では、鉄道関連でホームドア向けや特殊改札向け需要のほか、船舶関連で各種機器向け需要等の補足を強化する。一方、海外拠点では車載向けハーネス加工等の受注活動を一層強化する。また、東電工グループの全拠点での生産性アップを目的に、技術の横展開を図る。14年12月期業績は、全拠点でおしなべて売上高・営業利益ともにほぼ横ばいで推移した。




最新号案内 | 次号案内 | バックナンバー | 定期購読とご購入

Copyright(C) ktc-densen.com All rights reserved.