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2015年5月25日

大手電線4社15FY業績予想 好調、営業益等2倍や史上最高も


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車、電子、為替が牽引
災害回復 構造改革・体質改善など

大手電線メーカー4社の15年度通期連結業績予想が、出揃った。各社が、かねてから構造改革や事業改善を進めてきたところに、堅調な自動車関連需要に、スマホや医療市場向けの各製品が動きそうな上、為替効果、災害からの回復、海外の光ファイバ・ケーブル需要増など複数の好要因が重なり、軒並み業績は改善または好調とした。住友電工は売上高3兆円超と記録を更新し、営業・経常利益も史上最高の見通し。フジクラも引き続き増収増益で、古河電工は減収減益から増収増益に好転して、昭和電線も大幅な増益に転ずるとした。各社別の主な業績予想は次の通り。


全電連 新会長に大川氏 副会長から昇格

全日本電線販売業者連合会(全電連)は「第50回定時総会」を15日、16時から東京・港区のホテルアジュール竹芝で開催した。1号議案・14年度事業報告及び決算案と2号議案・15年度事業報告及び予算案を、それぞれ原案通り承認した。
引き続いて3号議案として会長、副会長等の選挙を実施し、15年度の新体制は会長に大川隆弘(新任)氏、副会長には吉見猛(留任)氏、山中正策(留任)氏、松原俊光(新任)の3氏が選出された。会長は神山氏から大川氏に交代し、大川・新会長(大川電商会長)は副会長から、松原・新副会長(光昭会長)は監事から、それぞれ昇格した。これにともない神山・前会長は理事に就いた。


W&Cサミット15 盛況裏に開催

中国の電線市場、鈍化 海外展開に活路

【中国・宜興発】今月8~10日に中国・無錫市宜興で国際会議「2015全球電線電纜年会<グローバルワイヤー&ケーブルサミット15>」(主催・中国国内業界最大手メディア「電纜網」)が開催された。中国の製造業の成長は鈍化しており、電線業界においても例外ではない。活路として「一帯一路」戦略に乗って海外展開や具体的手段がセミナーでは紹介された。カンファレンスでは中国の国家戦略を示すキーワードが、今後の中国の電線業界発展及び海外展開方針を示すものとして紹介された。


電設工業展2015各社の注力製品(50音順)

27~29日 国内外から220社出展 新製品・新技術に注目

電気設備に関する機器・資材・工具と施工技術等に関する日本最大級の総合展示会「JECA FAIR2015~第63回電設工業展~」(主催:日本電設工業協会)が5月27~29日の3日間、東京ビッグサイト西1・2ホールで開催される。同展示会には多数の電線メーカーが、新製品や注力製品・技術などをメインに出展参加する。
1957年に第1回「優良電設資材展」として開催し、62年からは「全国優良電設資材展」、75年からは「電設工業展」、さらに2012年から現在の「JECA FAIR」と名称を変更し、電設業界における一大年中行事として、広く各方面から親しまれている。今回のテーマは、「電設技術が未来を創る~人を支えるスマート技術~」。電設技術は、経済・産業活動や国民生活を支える社会インフラに極めて重要な役割を果たしており、また、現在の暮らしをよりスマートな生活環境へ導くなど、これからの未来創りの一翼を担っていくという想いを込めた。


3月の部門別出荷 電線工業会調べ 1.5%減も総計6.25万t高水準

4月3.1%減ながら堅調 輸出は14FY3379万kmCで過去最高

電線工業会がまとめたメタル電線主要部門別出荷数量の15年3月分実績及び4月分推定によれば、3月分実績は、建販などの増税仮需の反動等が左右し電力と通信等を除き4部門が前年割れで総計6万2千473トンで前年同月比1.5%減と5カ月連続で前年を下回った。しかし、6万トン超の数値は低いといえず07年度以降、前年度に次ぐ2番に高い数値となった。
光ファイバケーブルを含む光製品は、円安で輸出が380万kmC(同32.9%増)で史上最高になったため、合計は443万kmC(同28.6%増)で12年度に次ぐ史上2番目に高い記録になった。
この結果、14年度(4~3月)では電線の総出荷実績は72万3千530トンで前年度比0.8%増加し、建販や電力、輸出の三部門が上回った。光ファイバ・ケーブルを含む光製品は、円安で輸出が3千379万kmC(同13.4%増)で史上最高になったため、合計は4千74.6万kmC(同7.2%増)で12年度に次ぐ史上2番目に高い数値になった。
4月分の電線推定は、建販が増税仮需の反動から抜け出してプラスに転じるなど3部門が増加も、電気機械や自動車、輸出が減少し、総量は5.75万トンで前年同月比3.1%減少。ただ、07年度以降で上位2番目になり、高水準で推移している。




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