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2015年5月11日・18日

14FY連結通期業績 4社、『明暗』も黒字


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災害や増税等が響く 得意分野の温度差、為替左右

電線メーカー大手4社の14FY通期連結決算は、斑模様ながらも全社が黒字を確保した。ただ、各社構造改善を進めながら得意分野の温度差、海外展開や災害、為替、増税仮需の反動などの影響度合いで明暗を分けた。住友電工とフジクラは連続の増収増益で、特にフジクラはタイの洪水から復活を遂げ、住友電工は北米WH が好調で自動車事業の営業利益で過去最高を達成したことなどが目立つ。一方、古河電工と昭和電線は伸び悩んだ。


中間8社通期決算 増収7社、全社営業黒字確保

増収・営業増益5社 主力製品伸長、コスト削減

中堅電線メーカー8社の15年3月期決算が出そろった(一部・暦年ベース、非連結で2月期。オーナンバは決算期変更のため前年同一期間増減率を記載)。増収増益(営業利益ベース)は5社、増収減益2社、減収減益1社となった。増収7社は、建販需要の回復や機器・機械等向けに主力の電線ケーブルが伸長した。営業利益は、増収による押し上げ効果とコスト削減が主要因となり5社が増益。円安による仕入れコストの上昇や電線事業以外での損失が響き2社は減益となったが、全社が営業黒字を確保した。


昭和電線CS社 電力ケーブルのエクシムを吸収・合併で検討へ

昭和電線ホールディングスは12日、電力システム事業再構築の一環として、連結子会社の昭和電線ケーブルシステム(昭和電線CS)がエクシムの吸収合併に向けて検討を開始したことを明らかにした。昭和電線CSが存続会社で、エクシムが消滅会社になる。
今回の合併に向けた主眼は、同グループの電力システム事業再構築の中で市場変化に適した効率的組織への転換を図るため。エクシムの株主である三菱電線工業と協議しながら、早期合併への検討を行う意向。
15年度以降の電力システムビジネスの対象市場は、海外でみられるリスクが高い超高圧長距離大型プロジェクトよりも、国内等の15万Vクラスまでを軸とした案件獲得を狙っていく。具体的には①変電・配電案件の深耕でリニューアルを含めるとともにサイコネックス(電力ケーブル接続部)等の拡販も行う。②アルミCV、サイコネックス等も用いた地熱・風力・ソーラーなどの再生エネルギー向けの案件、③国内電力案件の捕捉徹底を図る、④民間工場や鉄道案件の変電所施設等の深耕を推し進める。


『人とくるまのテクノロジー展2015』出展各社の注力製品

20~22日 過去最大規模、538社が出展 軽量化・高機能化に寄与

『自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展』(主催:公益社団法人自動車技術会)が、5月20~22日の3日間、神奈川県横浜市西区のパシフィコ横浜・展示ホールで開催される。
自動車業界の第一線で活躍する技術者や研究者のための自動車技術専門展として92年から開催されているもので、今年24回目となる。
その規模は年々拡大しており、前回は出展社数491社・1千82小間が出展し、8万7千523人の来場があった。今回は、これを上回る538社の出展・1千150小間の出展が見込まれ、過去最大規模の開催となる見込みで、全世界にその先端技術を発信していく。
入場は無料。開催時間は10時~18時(最終日のみ17時まで)。


タツタ電線 新社長に外池氏 木村社長は代(取)会長

タツタ電線は6月26日の株主総会後の役員会で、代表取締役新会長に木村政信・現社長、代表取締役新社長に外池廉太郎・現JXホールディングス取締役常務執行役員が、それぞれ就く役員人事を内定した。




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