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2015年1月12日

トップインタビュー 住友電工 松本正義社長


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電力線で世界No.1を目指す

住友電工の松本正義社長は、本紙・インタビューの中で15年の傾注事業としてフレキシブルプリント配線板(FPC)事業と電力ケーブル事業会社・JPSを挙げた。FPC事業では「顧客層は他社に比べ、まだ薄い。より一層顧客層を厚くし、広げていく。さらに中国拠点の生産管理の改善等や自動化を進める。営業利益率5~6%がターゲットだ」と語った。JPSに関しては「優れた製品・技術を持っているが、もう一段踏み込んだ構造改革と生産効率の改善へ取り組む。構造改革は、生産分担を見直し、人員最適化等も図る。生産効率の改善は設備投資も行いながら、15年初頭から半年ほどかけて実施する。そうしたことなどによって、行く行くは同分野で世界No.1を視野に入れる」と述べた。また、情通分野の黒字化への取組では、「15年度はGE-PONシステムの国内外需要を捕捉するなど事業を軌道に乗せ、上下期とも黒字幅をアップさせたい」とした。


関西電販14FY調査 3年連続増収も経費率はアップへ

関西電線販売業協同組合がまとめた14年度販売経費アンケートによると、建販電線など建設電販分野が健闘していることが牽引し、1人当たりの売上高は前年度比3.6%増収の1千407万円と高い水準で3年連続増収となった。さらに売上高に占める電線類の比率は74.38%に達し、ここ4年間は70~74%台と高い割合で推移し、その傾向は変わっていない。ただ、消費税増税などで経費増が影響してか、一人当たりの経費は同4.1%増の107万5千円。さらに一人当たり売上高に占める経費割合も8.49%で前年度比0.88ポイント上昇し、13年度に6年振りの7%台になったが、消費税増税等で経費が増えたため再び8%台へ逆戻りした。いわば電線業界は売上高では順当だが、経費が嵩み収益性は楽観視できない。


古河電工 日光、銅条製品の一貫量生を再開

自動車関連用に注力 販売量45%を17FYに75%

古河電工は5日から、日光事業所(日光市)で銅条製品の一貫生産を当初の予定通り再開した。10.5ヵ月振り。生産態勢が揃い今後は、銅板条でコネクタ等の自動車関連需要を取り込む。販売量に占める自動車向け割合を、現状の5割弱から17年度に75%まで引き上げる。また、月間生産量は現状約1.5千トンだが、約2倍の月間3千トンまで伸ばす意向だ。


シュロニガーJ AWG38極細同軸ケーブル用
全自動電線加工装置を発売

ワイヤー・ストリッパー&電線加工機メーカーのシュロニガージャパン(木鎌三千雄:社長)は、スマホや携帯ゲーム機向けなど需要が拡大する外径φ1mm以下の極細同軸ケーブルの、測長・切断・ストリップ(皮むき)および品質検査、端末処理までを高速全自動で行う加工装置「CoaxCenter6000(コアックス・センター)」を開発し、市場投入を開始した。このタイプの全自動機は業界初。


フジクラ 光ファイバ関連新製品 2製品5機種発売

フジクラは6日から、工場内での機器組立用や研究用途向けとして、大口径光ファイバ切断装置および光ファイバ再被覆装置の販売を開始した。
大口径光ファイバは、一般の通信用ファイバに比べてクラッド径が大きい石英系の光ファイバ。レーザ等高出力の光エネルギー伝送が必要とされる分野やセンサー分野で使用されている。今回の新製品は、クラッド径1250μmまで切断可能な2機種。光ファイバの把持力を自動調整する機構を搭載し、フォトニック結晶ファイバ、中空ガラス管、斜め切断などにも対応している。
もう一つは、光ファイバ再被覆装置3機種。光ファイバの融着接続部の保護方法として、被覆のないガラス部分に紫外線硬化樹脂を用いて、再被覆を施す方法がある。接続部保護用の補強スリーブに比べ、接続部の小型・軽量化が可能となる。従来装置に比べ、長期間の高品質再被覆作業が可能であり、石英ガラス型や紫外線硬化樹脂の交換も容易になった。




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