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2015年10月号
特集1

LAN物理層のトレンドと課題

OPTCOM2015年10月号
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ICTを使ったサービスの高度化が進んでも、それを支えるLAN物理層に対して「ただ繋がっていれば良い」という認識を持つユーザは少なくない。だが、物理層の環境は少しの投資や工夫で大きく改善できる。例えば、整線によるエアフローの改善は熱対策に役立つので日々の電気代に直結する。また、ケーブル用のラベルや鍵を導入すれば、誤抜によるシステムダウンなどの重大障害を回避できる。こうした小さなことに配慮するだけで、中長期的な投資効果は飛躍的に高まる。
こうした物理層の効率化を認識しているユーザでも、構築、さらには保守、運用の情報となると、それを得る場は少ないという課題が有る。また、テスタの世界でも、その測定スキルの身に付け方は先輩技術者から教わるケースが多く、正式な測定スキル、最新の測定スキルを身につけることの重要性に対する認識は不十分と言わざるをえない。
こうした課題の解決に取り組む企業としてInteropTokyo会場で注目されていたのが、パンドウイットコーポレーションとフルーク・ネットワークスだ。今回はLAN物理層のトレンドと課題について、彼らから話を聞いた。


特別寄稿 フリースペースオプティクス市場トレンド

By Stephen Montgomery,ElectroniCast Consultants

フリースペースオプティクス(FSO)は、指向性レーザビームを使用する見通し線技術。レーザで音声、映像、データインテリジェント転送を接続する光帯域の送信器と受信器を実現している。単一のFSOリンク製品 (AからB点) が、干渉に際して十分な性能を確保するために複数の送受信器を搭載していることが多々ある。
光ファイバケーブルや銅線ベースのケーブル配置する場合のコストや他の障害が増加し続けているので、他のワイヤレス通信リンクソリューションとともにFSOの製品や導入機会が増加している。通信管理者は、通信リース線利用 vs. FSOシステム導入の時間的な遅延およびコスト比較に直面しており、FSO製品分野の柔軟性が魅力的な通信リンク代替となる可能性がある。








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